11月1日(水)、高校1年生を対象に、西東京市の対話による美術鑑賞事業『アートみーる』(愛称:みーるさん)によるワークショップがありました。

 

まずはじめに、机に並べられたたくさんのアートカードから自分が気に入った作品をひとり1枚選びました。選んでいる最中には「あれ?これ知ってる!富士見に飾ってる作品じゃない?」「え?どこにある?」という会話も。そう、校舎内随所にある作品もカードにして混ぜていました。

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そしてそのカードを使って、小グループで紹介しあいました。「なぜその作品をえらんだのですか?」みーるさんから尋ねられると、「浮世絵が好きだから」「ふだん行くお店にかかっていそうな絵だから」「気分が上がる色が使われているから」……と、いろいろ。

 

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続いては、みんなでひとつの作品をみながら語り合います。美術の知識は一切必要ありません。絵をじっくりみて、「この絵はどんなことが描かれているのか」と考えて、話してみる。そして他の人の発言をきいてまた絵をみてみると……?!はじめこそ、発言に躊躇する様子もうかがわれましたが、みーるさんに促されながらみんなでじっくり絵をみていくと、「え?気づかなかった」「私はこんなふうに考えた!」など次第に、盛り上がっていきました。2作品の鑑賞はあっという間。芸術の秋にふさわしい時間となりました。

 

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