日出学園小学校は平成24年度より、千葉県社会福祉協議会より福祉教育推進校指定を受け、3年間活動してまいりました。

その総まとめとして8/19に千葉市にあります淑徳大学で実践発表を行いました。

会場には私たち教員だけでなく、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会関係者や社会福祉施設・団体、NPOやボランティア等の関係者、

福祉教育に関心のある方が参加していました。

 

全体会で最初に行われたのは、ゲストで呼ばれた生徒・学生に対してのインタビューでした。

4名の生徒・学生の方の共通点は、何らかの形で福祉に関わっているということです。

 

祖母が介護されているのを見て、福祉科のある高校へ進学を決めた生徒。

ボランティアに興味があり、被災地へ行ったり赤十字社の活動に参加している生徒。

将来、特別支援学校で働きたいと勉学に励む学生。

社会に貢献したいと国際的にボランティア活動をしている学生。

 

彼らの話す1つ1つのことに、私たちもとても考えさせられました。

「大人に言っておきたい事、伝えたい事」

では、教員にとって反省しなければならないと同時にこれからの課題でもあると教えられました。

 

分科会では、夷隅、東葛などの地区ごとに分かれて、福祉教育推進校に指定を受けてから3年間の取り組みを発表しました。

日出学園小学校は、地区に分類はされず「私立」という枠での発表でした。

小中高各1校ずつの発表となりました。

 

分科会場には今年指定を受けた学校や来年発表をする学校の方もいました。

本校では、「他者との関わりを大切にし、多くの方に支えられて生きている自覚を持ち、感謝の心をはぐくむ。」ことを目標に活動を行ってまいりました。

と言いましても、本校は指定を受ける前から福祉教育が盛んです。

全校で1年間に21項目の取り組みをしてます。

特別新しいことをするのではなく、今まで行ってきたカリキュラムに沿ってより良くして行こう。というのが本校の考えでした。

ただ、私立は地域との関わりが少ないということが、どの学校でも課題に挙げられています。

本校も同様ですが、少しずつ地域との関わる機会ができています。

今後も、地域の方々と良い関係を築いていくことが本校の課題です。

 

福祉教育推進指定校は本年度で終了しますが、3年間の反省と課題を生かしてこれからも取り組んでいきたいと思います。

 

 

■ ■ ■  日出学園小学校を受験される方へのご案内  ■ ■ ■

9月10日(水)より4日間、本校では学校見学会を開催いたします。

学校説明、校舎見学の他、実際に授業を受けている子ども達の様子が見られます。

まだ本校をご覧いただいていない方、もう少し説明をお聞きになりたい方は、ぜひ、お越しいただきたいと思います。

 

 

 

 

9月10日(水)13:00~

9月11日(木)10:00~、13:00~

9月12日(金)10:00~、13:00~

9月13日(土)10:00~

 

各回20組(13日のみ30組)の定員制となります。

お申し込みはこちら↓

https://studyn.jp/user/event/apply?sc_id=97&id=192

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