早いもので平成29年も残すところ1ヶ月となりました。さて、昨日12月1日大安に、私は「国立国会図書館」と「防衛省防衛研究所」へ納本して参りました。
それは・・・
本校の創立者が出版した本を復刻したものです。
まずは、「地界現象の研究」
こちらは、大正2年(1913年)出版ですから・・・104年ぶりの復刻版となります。
内容は、地学分野の解説で、本校の中高で取り組んでいる“ナショナル ジオグラフィック”
のベースとなる内容です。
続きまして・・・
こちらは、大正10年(1921年)出版ですので・・・96年ぶりの復刻版となります。
内容は、北清事変へ出征した創立者の陣中日記です。
開成中学校で教鞭をとっていた若き日の創立者のもとへ、故郷山口に召集令状が来た旨の電報が届き、
至急帰郷しなければならない所から始まります。
当時、東京から山口までは(汽車で)車中2泊かかりました。
帰郷するにしても先立つ汽車賃がなく、それを工面するために右往左往します。
一般に知られている北清事変のリアル版であり、さらに創立者のキャラクターまで理解できる大変興味深い内容のため
“復刻版”だけでなく現代語の“書き換え版”も発行することにしました!!
この書き換え作業が大変で、約半年作業に当たった校長先生は・・・相当悪戦苦闘した模様です(笑)