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校外授業で「東京都水の科学館」「有明水再生センター・虹の下水道館」に行ってきました。今回は上水道や下水処理の仕組みについて学びました。
1時間40分ほどの行きのバスの中では、有志によるクイズ・なぞなぞ大会が開かれました。中には、自分の趣味に焦点を当てたマニアックな問題もあり……個人的にはなかなか面白かったです(笑)
「えー、それではー、米騒動が起こった時の首相は・・・
①西園寺公望②寺内正毅③原敬…(以下⑬ぐらいまで)」
みんな「そういうの、つまんない~~!!(ブーイング)」
「えー、なぜ京葉線・横浜線・武蔵野線・は205系がたくさん走っているのでしょう。①205系の生産コストが低かったから②103系・105系・201系などが改造されてできたから……」
みんな「難しすぎーーー!!(つっこみ)」
C君は自由研究でもテーマであった深海生物クイズを、Dさんは大好きな植物クイズを、Eさんは推理クイズを出していました。Gくんはきちんとメモ帳に書いたうえで、段取りよくクイズを出していました。そんな感じで、クラスの半分近くの子どもたちが次々にマイクを握り、出題していました。そんな1時間40分はあっという間でした。
さて、最初に訪れたのは「東京都水の科学館」です。実際に実験装置に触れながら水の性質について学ぶフロア、クイズに答えたりゲームをしたりしながら上水道の仕組みを学べるフロアなどがありました。
真空の実験では、その水の変化を目の当たりにして、感動している子が見られました。(空気を抜いていくと、二つの変化が見られます。沸騰のような変化と、みるみる凍りつく変化です。)班での行動でしたが、リーダー中心に声を掛け合って行動できた様子です。

続いて、有明水再生センター内の「虹の下水道館」に行きました。ここでは、家庭から流れる排水やそこから繋がっている下水管のモデルがあり、実際に水を流して使用後の水の行方を見ることが出来ます。ガイドの方の説明を聞きながら学びました。そしてもう一つ、水の汚れ具合を調べる実験をする時間もありました。水道水・海水・米のとぎ汁・しょうゆを一滴入れた水の四つでは、どれが一番「汚れている」の判定になると思いますか。汚すのは簡単ですが、その水をきれいにするには丸一日かかる事、きれいにするために微生物たちの力を借りている事などを学びました。

最後に、特別に実際の浄化槽のある地下施設も見学することができました。 最初に施設に集まって来た時の生活排水は茶色く濁っていて、においも快くないものでした。それが徐々にきれいにされていき、最後には魚も住めるほどの水、「再生水」になります。実際にこういった施設を訪れると、日々の水使用においても考えさせられるものがありました。なるべく水を大切に、そして汚さずに使いたいものだなぁと思います。

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