6月26日(月)7時限目に中学生徒総会が行われました。
 生徒会員である全校生徒が委員会の内容を十分に理解し、より活動を活発にしていくために各委員会の報告がありました。また、総会後に中学生徒会委員長からの声が届きましたので、紹介したいと思います。

中学生徒会 委員長からの声
今回の生徒総会の目的を教えてください。
 「前期委員の活動を知っていただくとともに活動に関する承認を得たい」というのが大きな目的です。また、委員は生徒の学園生活を陰で支える役割があります。そのため、委員の活動は日常の学校生活に溶け込んでいると感じます。生徒総会で委員の活動を知り、「生徒たちで学園をよりよくする」という意識を持ってもらうのも目的の一つです。IMG_29582

今回の生徒総会の内容を教えてください。
 今回の生徒総会では中央委員会、各学年委員会、各係委員会の3つの部門に分かれて活動報告をしました。中央委員会からはコンタクトケースとボトルキャップの回収、スマホの使い方について発表をしました。各係委員会では風儀・規律・整美・保健・図書の五大委員が学校で過ごす上でのマナーをチェックすることでより良い学校生活が送れるよう発表しました。

4月からの生徒会活動の中で、目標に対して達成できたことを教えてください。
 常に「中学生全員の前に立っていると思って立ち振る舞いをする」ということを心がけていました。その結果、問題点や反対意見も取り込み、誰もが納得する意見が出るまで議論することができました。また、生徒会メンバーの個々の目標を後押しできたと思います。仕事の分担ややり方を具体的にすることで本人のやるべきことが明確になったと感じます。
IMG_47822

 6月22日(木)・23日(金)の2日間、高等学校で球技大会が行われました。実施競技はドッジボール、バレーボール、卓球の3種目です。ドッジボールは各クラス20人のメンバーで1チーム、バレーボールでは7人で1チーム、卓球ではダブルスの形式で、白熱した戦いが繰り広げられました。
IMG_3187 (1)

 昨年度までは応援を各教室で行っていましたが、今年度はコロナ禍の制限がなくなり、体育館でのクラス応援が復活したことから、大いに盛り上がりました。クラスの応援タオルもクラスカラーをいかし、趣向を凝らしたデザインが多く見られ、選手たちの士気を高めていました。
講堂で行われた閉会式では、プログラムデザイン賞、各競技の表彰、そして総合順位の発表と表彰がありました。1日目終了時点の中間発表から順位の入れ替わりがあったり、お互いの健闘をたたえあったりと、それぞれのクラスでドラマが生まれていました。
DSC07521 (1)

 最後の球技大会を終えた、高3優勝クラスの生徒の感想をご紹介します。
 -高3優勝クラス 生徒感想-
 高校最後の球技大会で、優勝することが出来て、とっても嬉しかったです!!
 こうして優勝できたのも、クラスのみんなと力を合わせて戦うことが出来たからだと思います!みんなにありがとうと伝えたいです。

 球技大会は、クラスの団結を深める大切な思い出となるだけでなく、チームメイトはもちろん、対戦相手や審判への礼儀や気遣いなど、生徒にとって多くの学びのある行事です。また、競技審判や大会運営なども教員の助言のもと、長期にわたって事前に準備してきました。その頑張りや熱意を高3生は受験勉強でも発揮してもらいたいですし、高1、高2の皆さんには来年度、さらに発展させた行事をつくりあげる活力にしてもらうことを期待しています。
DSC_1001 (1)

こんにちは、実践女子学園です。

本校オリジナルの授業「未来デザイン」。

中2では、社会・経済、環境、異文化の3テーマの授業を展開し、

生徒たちは順番に受けていきます。

先日、社会・経済の授業では、本校の卒業生をお招きして講演会を行いました。

テーマは、海外で働くこと。

ご自身の海外経験を中心に、たっぷり一時間お話ししてくださいました!

 

【海外で働くということ】

 

この記事の続きはこちら→

 本校の教育プログラムの一つである「日本文化実習」が、今年度もスタートしました。華道(小原流・桂古流)、茶道、箏曲(生田流・山田流)、和装着付、仕舞の七種から1つを選択し、一年かけて専門の先生方に稽古をつけていただきます。
華道では、基本となる型を学んだ後、さっそくお花を活けました。「意外とかたい!」「角度はこれでいいのかな?」と、友達同士で確認しあっていました。
 最初の時間にたくさんの道具について勉強した茶道では、日本文化実習室(畳の教室)で稽古をつけていただきました。初めての稽古では、多くの生徒が長時間の正座に脚が痺れて歩くのが大変そうでした。また、二度目の稽古では、紫陽花をかたどった主菓子をいただき、とても嬉しそうでした。
箏曲の授業は、自分だけの爪を作るところからスタートします。指の太さや長さに合わせて、一本ずつ先生方に調整していただきました。
 講堂でのお稽古となる仕舞は、基本の歩き方を学びます。「もっとゆっくり!」というご指導に、生徒たちも一歩一歩、丁寧に歩みを進めます。「歩くだけなのに、とても疲れた!体重の使い方がすごい!」と驚いていました。
 和装着付の授業では、まず、着付具の名前や役割を学びました。風呂敷で道具を包みますが、こちらも作法があります。まだ慣れない手付きですが、これからどんどん上手に扱えるようになるでしょう。

 彩り豊かなお稽古が始まりました。稽古を受ける中で、日本の文化に親しむことはもちろんですが、稽古を一年続ける「心の体力」を鍛えてほしいと思います。どの稽古にも必ず「相手」がいます。型を学びながら、相手に思いやりをもって振る舞う実践生としての素地を習得していくことを期待しています。
 稽古や発表の様子は、今後も発信していきます。楽しみにお待ちください。DSC07316

DSC07286

DSC07374

中学バスケットボール部から、6月の活動報告が届きました。

「TOKYO DIME」クリニック
 この度バスケットボール部は、渋谷区をホームタウンとするプロスポーツチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」の選手から、定期的にクリニックを受けることになりました。
 「TOKYO DIME(東京ダイム)」は、「渋谷から世界へ!」をスローガンとして活動する3人制バスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」のプロチームです。「世界一の3×3チームになること」、「オリンピック選手を輩出すること」をチーム目標として掲げており、世界を見据えたチームでもあります。
 そのような選手たちから、本校バスケットボール部は週に1度のトレーニングを受けます。6月より活動が始まりました。生徒たちはご指導いただいた内容をしっかり聞き、必死に体を動かしていこうという姿勢を見せてくれています。
 先々にクリニックの効果が表れてくれることを信じ、日々のトレーニングにも積極的に取り組んで参ります。IMG_3168

IMG_3169

IMG_3176

高2教養コースの美術Ⅱ選択の生徒9名が、国立新美術館で開催されている展覧会「ルーヴル美術館展 愛を描く」を鑑賞しました。
 国立新美術館では、近隣地域の学校を対象に休館日の美術館へ招待してくださっています。入場まで1時間半待ちになる人気の展覧会ですが、この日は実践女子学園の生徒の貸切のような状態で、じっくりと絵画を堪能することができました。
美術館に到着後は曲線が美しい外観を背景に、集合写真を撮りました。国立新美術館は建築家 黒川紀章が設計しており、個性的な建物も素晴らしい芸術作品の一つです。生徒たちは館内に入る前から、素晴らしい景色に気持ちが高ぶっている様子でした。

 その後、美術館のスタッフの方から鑑賞の注意点をレクチャーしていただきました。通常の美術館内では静かに鑑賞しますが、ぜひ今日は友達と感想を話し合いながら鑑賞して欲しいとのお話もいただきました。
 会場で生徒たちは、それぞれ何分も作品とじっくり向き合ったり、友達同士で感想を語り合ったりと、贅沢な時間を過ごさせていただきました。今回の貴重な体験は、生徒にとって多くの刺激になったと思います。

 実践女子学園の近くには他にも沢山の美術館があります。今日をきっかけに、休日の過ごし方の一つとして美術館に足を運んでくれたら嬉しいです。IMG_4653

IMG_4645

4671

5月中旬、中3「未来デザイン」の授業では、外部の講師の方をお招きして、SDGs(持続可能な開発目標)についての取り組みを体験するカードゲームを行いました。このカードゲームは「持続可能な開発」や「SDGsの理念」について理解を深めることを目的としています。
 生徒達は、自分達に与えられた「プロジェクト」を実行するために必要な「お金」や「時間」を工面していき(必要なカードを集めていき)、任務を達成していきます。そして、「プロジェクト」のカードには、達成された時に「経済」「社会」「環境」がどのように変化するかが書かれているため、遂行していくと、自分達の世界がどのように変化するのか、視覚化できる仕組みになっています。
 本日の授業では、カードゲームを楽しく行いながら、新しい視点を得ることができたようです。
 今回は、生徒の感想をお届けします。
生徒の感想
 まず、すごく楽しかったです。
 手元にある時間、お金には限りがあり、その中でもミッション、ゴールをやらなければいけないところが難しかったです。また、世界のメーターを見ながらほかのチームの様子をうかがうのもなかなか大変でした。
 きっと私達が感じた「難しい」は現実世界でも同じで、やはり国全体、世界全体で動いていく必要があることが実感できました。経済、環境、社会、どれか一つでもかけていたら残される人が出てくることも気づくことができました。

生徒の感想
 私達のチームのお題は「大いなる富」でした。まずはとにかく沢山のお金を集めようと頑張りました。そのため前半で目標を達成することができました。カードがあればあるだけいいと思っていたので、私は後半もお金集めをしようとしました。
 しかし班の子は違いました。「こんなにお金があるのなら世界を良くしよう」と言いました。経済・環境・社会が安定するように他の班と協力してミッションをクリアしていました。ミッションをクリアできたことにとても驚きましたが、それ以上に嬉しさの方が大きかったです。自分を犠牲にして、他人のために動くのはなかなかできない素晴らしいことだと思います。
 また、世界を優先しすぎて自分たちの目標を達成できなかった人もいました。その時に「分けてあげれば良かった」という声がたくさんあがりました。自分たちだけでなく、みんなで目標を達成しようという姿勢に感動しました。話したことのない人ともしゃべることができ、絆が深まったと思います。このクラスで良かったなと改めて思いました。

生徒の感想
 今日のSDGsカードゲームを体験して、私は貧困格差は一番に解決しなければいけない課題だと感じました。自分たちが今普通に生活している『当たり前のこと』は『当たり前ではないこと』に気付かされました。今でも、私と同い年の女の子が貧困で困っていると考えると心が痛くなります。
 そんな中、私は何ができるか調べてみました。すると、今すぐにでも出来ることばかりでした。このような取り組みを自分からもっともっと積極的に行動し、7年後の2030年には、SDGsの、17の目標が達成できるように私も協力したいと思いました。48ECD432-03B7-455A-B77A-86D709EB6602_1_201_a

1DBDC709-F889-4772-9368-565CC745C8DB

B2FF411D-46A1-49AD-A122-D57580D16AA1_1_201_a

こんにちは、実践女子学園です。

さて、この日の写真は、試験前の授業の一コマ。

中学2年生の理科の学習で、ムラサキツユクサの葉の表皮の細胞の観察をしました!!

自分たちでプレパラートを作り、高倍率で上手に観察することができていました。

またスケッチにも熱が入りました。

 

理科の実験 葉の表皮の細胞を観察しよう

 

この記事の続きはこちら→

5月24日(水)、岐阜県岩村町の岩邑中学校の生徒の皆さんが実践女子学園に来校されました。
 本校では、中2の移動教室で岐阜県岩村町を訪れ、校祖下田歌子先生を墓参します。その際、岩邑中学校の生徒の皆さんに、岩村の町をご案内いただいています。この日は、お礼の気持ちをこめて、本校の中2・中3の生徒たちが下田先生の創立された実践女子学園をご案内しました。
生徒の皆さんを講堂にご案内して、最初に、ダンス部による伝統のメイポールダンスを披露しました。次に、中2・中3生全員で本校の学園歌と校歌を合唱したのち、中学校生徒会長が代表として、移動教室の時にあたたかく案内していただいたことへの感謝の気持ちを伝えました。最後は、岩邑中学校の校歌が演奏されました。
 岩邑中学校の生徒の皆さんと本校の生徒たちが笑顔で手をふりあう場面が見られるなど、講堂は始終おだやかな雰囲気に包まれていました。
その後、代表生徒たちが校内をグループごとにご案内しました。岩邑中学校の生徒の皆さんに、本校の歴史や学校の雰囲気が伝わり、少しでも楽しんでいただけていたらと思います。

 岩邑中学校の皆さん、本校にお越しくださりありがとうございました。またぜひ、いらしてくださいね!IMG_3075

IMG_3077

ページ
TOP