10月15日に行われた所沢市民将棋大会で、高2の蘇武君が4勝1敗の好成績で5位入賞しました。東京都代表のかかる高校将棋新人大会に向けて良い流れだと思います。次の大会は、部として11月5日の国分寺市民文化祭将棋大会に参加予定です。大会に向けて、各自腕を磨いてほしいです。

10月23日(月)、宗教改革記念礼拝を行いました。
中学は日本キリスト教団国分寺教会の西脇 正之 牧師、高校は日本キリスト教団調布教会の八木 浩史 牧師にお話をしていただきました。

16世紀の初め、ドイツでマルティン・ルターは、人間が救われるために必要な働きはイエス・キリストの十字架と復活によって完全に成し遂げられていると聖書に書かれているので、私たちは「恩寵(おんちょう)のみ」「信仰のみ」によって救われるのだと確信しました。またスイスでもカルヴァンを中心にして同様な教会の改革運動が起こりましたが、当時の教会に受け入れられず、彼らは新しい教会であるプロテスタント教会を生み出しました。この改革の業を記念して礼拝をささげます。明治学院はこの宗教改革の信仰の伝統に立った学校です。

10月20日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学法学部政治学科の西村万里子先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
公共政策論における政策の考え方について講義を受けた後、総務省の「地方行政サービス改革の取組状況等に関する調査」のデータの読み取り苦戦しつつ、グループワークを行い、指定管理者制度の活用を学びました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 明治学院大学教育理念であるDo For Others(他者への貢献)について深く理解できた。今日先生がおっしゃっていた問題を解決する力=問題解決能力は将来必ず必要なものだと思うので、今後の学習でしっかり身につけていきたい。また公共政策が自分たちの生活に密接に関わっていることが、グループワークを通じて分かった。特に行政改革による民営化、民間化による効果の大きさについて学ぶことができた。
  • 政策を国が行うにしても、指定管理者に任せて行うにしても、問題が生じる事がわかりました。また、政策に政府が介入する事で、場合に合わせた対応ができる一方で、ある市によっては、事業が全く進んでいない場合もあるのだという事が分かりました。また、都内の場所によっても、政府や指定管理者が果たす事ができる割合が違うのだという事がわかりました。
  • 教養を学ぶ意味は社会に様々存在する問題を解決するためだということにとても納得した。社会全体の利益を優先しないで政策が作られることもあるし、市場の自由に任せる方向から、市場がダメになるから政府の政策介入へと転換されたものの、政策介入した方が逆に損失が大きいことが分かったり、市場機能が再評価されたり、という流れは他のところでも十分に利用できる考え方だと思った。学ぶことができて良かった。
  • 公共政策は、私たちの生活にはあまり関係のないことだと思っていましたが、身近な公園や遊具などでの事故があったり、関係が深いのだと思いました。民営化は、いいことばかりでなく、費用や管理の問題が関係するのでしっかりと考えていく必要がある問題だと考えました。行政の監督もしっかりしないといけないので、私たちの選挙は大切だと思いました。
  • 総務省の提供している表から情報を読み取ることは、慣れていないこともあると思うけれど、言葉の意味がわからないこともあり、難しかった。指定管理者制度によって、公共のものとしてのイメージとは違った姿として利用者の増加を促すことができれば良いと思う。しかし、TSUTAYAに委託した海老名市の図書館が普通の図書館とは違う書籍分類をするという事例は、利用者にとって不便なものとなると思うのでよくないと思った。

10月13日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学国際学部国際キャリア学科の坂本隆幸先生が「教養原論」のオンライン講義をしてくださいました。
今回は、選択する政治・政策が私たちの生活に影響を及ぼしていることをアメリカ・北欧を例に学びました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 今回zoomで教養原論をやって大学に行ってもこのような形態の授業もあると思うのでいい経験になりました。色々な国の政治経済についてグラフを多く用いて説明してくれてとても理解しやすかったです。教授が最初に言っていたように自分自身を大切にしてたくさん努力をしてより良い人生にできるように頑張りたいと思いました。
  • 国民の考え方や思考でその国の政策が影響を受けているのだという事がわかりました。また、政策によって貧困問題が引き起こされていて、先進国の中でも貧富の差があるという事がわかりました。日本などでも重要な問題になると思うので、これからは、国の税金などの使い道についても目を向けていきたいと思いました。これらの政策は、国民の投票によっても左右されるという事もわかりました。
  • 比較政治は以前から興味を持っていたので、今回北欧と米国との考え方や政策の違いを学ぶことができ、貴重な時間を過ごすことができました。北欧の手厚いサポートの裏側には、50%という大きな税金があるが、その分貧困格差がなく、そのため国としての満足力が高くなるのだと思いました。日本は、人口が減少していたり、出生率が低かったり、国として安定していないため、これからの政策に期待したいと思います。
  • 先進国の貧困率ランキングで日本が2位だったことに衝撃を受けた。日本の中でも生活に大きく差があると気づきを得た。政府が関与することで貧困に大きく影響する場合としない場合があり、問題というのはそう簡単に解決することができないと考えた。私は高税金、高福祉の世の中を支持する。日本の中でも大学に進学するのを諦めたり、選択肢を狭めるしかない人がいる。最近大阪では、高等学校の授業料を免除する動きがあったりと、少しずつ変わってきてはいる。特に教育分野を政府が支えることで、日本の教育水準の向上や、多くの人にチャンスが渡るような世の中になることを私は望む。

10月1日、8日に行われた東京都中学校新人テニス選手権大会(団体の部)において、東京都ベスト16という素晴らしい結果を残しました。

  • 1回戦(vs花小金井南) 4-1
  • 2回戦(vs用賀) 3-2
  • 3回戦(vs世田谷) 3-1
  • 4回戦(vs八王子七) 3-1
  • 5回戦(vs成城学園) 0-5

中学男子テニス部としては6年ぶりの快挙です。この結果により、1月に行われる冬季テニス大会という団体戦(東京都ベスト16以上の学校のみが参加できる大会です。)への出場権を得ることができました。

また10月下旬から、中学テニス部は男女ともに多摩大会予選が始まります。引き続き応援よろしくお願いいたします。

10月6日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学国際学部国際学科の戸谷浩先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
高3O組は学級閉鎖中のため、オンラインで参加しました。

今回は、「国際学からみた『他者』」と題しパレスチナなどを隔てる“壁”についてグループワークを行いました。他者は自己の鏡であり、自分自身が何者か確定することが、他者を作っていることを学びました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 色々考えさせられる内容だった。今まで漠然と考えていたものが大学生になると詰めて細かく自分の考えを持って行動してかなければならないと感じた。他者を考えるというのは自分の考えを反映していくことと一緒であったのは今まで考えたこともなかった。
  • 壁の向こうとこちらの違いという物を考えるといったことが今までなかったので新鮮な思考時間でした。過去にはベルリンの壁といった同じ国で同じ民族なのに他国からの介入で、分け隔てられてしまったこともあります。壁というのはそれだけで情報の遮断、向こう側からの拒絶を強く受ける物なので冷たい印象があります。こういった冷たい拒絶をなくすために違いという物を理解することは必要不可欠なのだと思いました。
  • 壁による違いには言語、宗教、政策、法律、通貨、人種、民族、支援国など様々な違いがあることに気づいた。これらの情報をインターネットで得て終わりにするのではなく、自分の立場や出身国などを理解して、それらの情報と共に考えることが大切だということだった。世界には国だけでなく市民などの狭い中でも壁が生じていることがあるのでそれらにも対応できるようになりたい。
  • 今回の授業もとても興味深い内容でした。自己を確立するには他者を評価する上で成り立つ、ということがよく理解できました。また、壁とは、意識しないとなかなか思いつかなくて、教授のおっしゃる通り、こちら側と向こう側の差異を可視化することで、壁が生じてしまうのだと感じました。そして、特に「他者とは自分の鏡」という言葉が心に残りました。
  • 日本にも壁はあるし、どの国にも壁はあるのではないかと思いました。けれど、講義で出てきた6つの壁との違いはその壁は必要なものであるということです。国と国とは国境で隔てられます。そうすることで自分はその国の人間であるという意識を得ます。もちろん、それが争いにつながることはあるし、お互いの国への誤解を生じさせることだってあるでしょう。しかし、その壁がなくなると誰もがフラットな関係になって誰が身内かわからなくなり、逆に孤独になるのではないかと思います。だからこそ、ある程度の違いというものは必要なものです。違いを維持、許容したままそれでも他者とお互いに折り合いをつけて生きていくことはきちんとお互いを理解しないとできないことです。どちらかになりきることや拒絶することは楽ですが、解決にはなりません。本当の和解は遠回りにこそあるのだろうと思いました。

10月5日(木)、中学体育祭を行いました。

当初、10月4日(水)に予定されていましたが、雨天のため順延しての開催となりました。

曇り空ではありましたが、運動するには心地よい気候でした。日ごろの練習の成果、体育の授業やクラブ活動で養ったきた力を、生徒一人一人が存分に発揮する事ができました。ご来場頂きました保護者等のみなさまの声援に感謝いたします。

9月29日(金)、中学2年生は社会科校外授業「東京歴史散歩」を実施しました。
4つのコースに分かれ、班ごとに地図で目的地を確認しながら東京の歴史を学ぶ行事です。
暑さが一段落したこの日、しおりを片手に、熱心に楽しみながら資料館や神社などを見学することができました。道に迷って苦労した班もありましたが、すべての班が無事、最終集合地点に到着することができました。今後、壁新聞を制作し文化祭で発表する予定です。

9月30日(土)、高校体育祭を行いました。

天候が心配され、途中雨が降ることもありましたが、高校生の体育祭実行委員の生徒を中心に、全競技を無事に実施することができました。
日ごろの練習の成果、体育の授業やクラブ活動で養ったきた力を、生徒一人一人が存分に発揮する事ができました。ご来場頂きました保護者等のみなさまの声援に感謝いたします。

中学野球部は、9月9日(土)~9月24日(日)に行われた11ブロック秋季新人大会で勝ち上がり、準優勝を果たしました。
また、10月14日(土)から行われる秋季都大会への出場権を獲得しました。

なお、小学生を対象としたクラブ体験会を11月25日(土)の午後に予定しております。野球部も体験会に参加予定です。詳細は今後、本校ホームページに掲載する予定ですので、ご確認の上、お申し込みください。よろしくお願いいたします。

ページ
TOP