6月15日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で、明治学院大学教養教育センター 鄭 栄桓先生による特別講義を行いました。
「学問としての歴史学」についての説明から講義が始まりました。どんな分野でもあっても歴史に関する知識は必要で、単に年号を覚えるのではなく、前後との関係性が重要視であるという言葉に、生徒たちも今までの自分の勉強の仕方を振り返り、感慨深いものがあったようです。東アジア現代史について、日清戦争を例に詳しく説明していただきました。今までとは別の角度で様々な問いをもって歴史を眺め直することで改めて歴史を知る重要性を改めて実感していたようです。
*生徒たちの感想を紹介します。
「今まで学んだ歴史に対する見方が変わった。ただ、覚えれば良いというものではないのだと実感した。」
「一つの出来事に対し、様々な視点から見る楽しさを知った。私も個人的に考えたい。」
「歴史というのはただ暗記するものではないということが分かった。重要なのはなぜ、その事件が記録として残っているのかであることか分かった。」
「歴史には前後関係と関連した事象を用いて解き明かしていくことが重要だと分かった。」
「問いによって過去の隠れた面がでてくることがわかってとても興味深く感じた。」
「一つの物事をたくさんの視点から見ることで世界が広がると思った。」