ヘボン祭では、図書委員会企画「へぇ~本祭」の会場として、図書館を開館しました。
コンテストと、ミニ・ビブリオバトルを開催しました。
コンテストは218名の方に投票いただきました。

各種結果と、ミニ・ビブリオバトルの様子を掲載いたします。投票くださったみなさま、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

「POP」(本紹介カード)コンテスト(17作品参加)

本と並べてPOPを展示し、その本が読みたくなるPOPに投票いただきました。

≪1位≫
春燈社編『おとぎ話の絵画史』(高3作成)
≪2位≫
恩田陸『蜜蜂と遠雷』(高2作成)
≪3位≫
ダニエル スミス『絶対に行けない世界の非公開区域99』(高3作成)
はやみねかおる『モナミは世界を終わらせる?』(高1作成)

「しおりイラスト」コンテスト(27作品参加)

イラストのうち、いいと思ったものに投票いただきました。

1位:高1作成  2位:高3作成  3位:高1作成

「タイトル川柳」コンテスト(13作品参加)

本のタイトルを組み合わせて作った川柳から、いいと思ったものに投票いただきました。

≪1位 ≫
「未来のミライ 耳をすませば 宇宙の声」(中2作成)
≪2位≫
「謎の母 よなかの散歩 春、戻る」(中3作成)
「共犯者 ネコにウケる とどめの一撃」(中1作成)

名言コンテスト

本やマンガの8つの名言から、いいと思ったものに投票いただきました。

≪1位≫
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」井上 雄彦『スラムダンク』27巻 第241話 p.148
≪2位≫
「好きなことをする努力家はね 最強なんですよ!」山口つばさ原作 時海結以著『ブルーピリオド』1巻 p.52
≪3位≫
「死ぬまで一生やりきれたら、『いい人を演じた』んじゃなくて『いい人だった』と言えるんじゃないかな」吉野万理子『いい人ランキング』p.251

ミニ・ビブリオバトル 紹介本

本を紹介するコミュニケーションゲームです。
紹介者(バトラー)が読んでおもしろいと思った本を、順番に紹介してもらいます。それぞれの発表のあとに、参加者全員でその発表に関するディスカッションをおこないます。

≪チャンプ本≫
西野 精治『マンガでぐっすり!スタンフォード式 最高の睡眠』(高2紹介)

≪他、紹介本≫
青山 美智子『ただいま神様当番』(高1紹介)
浅倉 秋成『六人の噓つきな大学生』(高1紹介)
梨木 香歩『西の魔女が死んだ』(高1紹介)

11月3日の日曜日、スピアーズえどりくフィールドで行われた第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会東京都予選第2地区準決勝で早稲田実業学校と対戦したラグビー部。気持ちが高ぶり、涙を流しながらグラウンドへと出ていく選手たち。魂のこもったタックルを連発して食い下がるも強豪早稲田実業学校に少しずつスコアを離されるが後半、ボールをつないでトライを奪い5-21とすると、スタジアムは大盛り上がり。会場の多くの方々に応援して頂いていることを実感しました。最終的に5-35で敗れましたが全てを出し切った結果に試合後の選手たちは満足した表情を浮かべていました。来年もまたここに来られるようにみんなで頑張ります!応援ありがとうございました!

11月2日(土)、4日(月・休)にヘボン祭(文化祭)を行いました。
初日はあいにくの雨でしたが、2日目は気持ちの良い秋晴れとなり、2日間合わせて大変多くの来場者にお越しいただきました。

クラスや学年、文化部を始め、様々な催しを企画している団体は、自分たちの発表の場としてのヘボン祭に全力で取り組み、 本番当日は、素晴らしい公演、展示など、これまでの練習や準備の成果を発揮することが出来ました。

10月31日(木)、創立記念礼拝を行いました。
中学は鵜殿博喜学院長、高校は山﨑雅男理事長に、明治学院の歴史や関わった人物の紹介などをお話していただき、これまでの明治学院の歩みを知る機会となりました。

高校では礼拝後、現在は歌われていない東村山高校旧校歌を高校聖歌隊が斉唱しました。

10月4日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学心理学部心理学科教授の野村信威先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。

「教養原論」全体の講義テーマ「『他者』と向き合う」を元に、講義が行われました。生徒たちは講義を聞き、他人の心を知るためにより有効な手法についてメリットとデメリットを考え、グループでディスカッションを行いました。意見を交換することで、課題についてより考え、自分の意見を持つことができたようです。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 一番印象に残ったことは、他者を理解するのに必要なのは数値か語りかという問いでした。私は語りの方がその人の言葉や表情から心を知ることができるが、数値化からでは多数の意見が尊重され、少数の意見は異端者のように扱われているような気がした。他者を理解するためには個人と向き合うべきということから、語りの方が有効だと考えた。周りの人達も語りの方が他者を知ることができるという意見が多く、もっと意見が割れると思っていたので驚いた。
  • 教養とは知識の網の目で、いくつもの知識が結びついて初めて教養になるのだということを知ることができよかったです。心理学であっても、人間の心を直接観察することはできないのは、きっとその人にしかわからない感情があり、1人1人感じていることが違うからだと思いました。人のこころを数量化するのは難しいけれど、語ることによって他者を理解できるように思いました。
  • 数値化をすると根拠が存在するようになったが、詳細や人の感情の細かなところはわからない。しかし語りを聞くと細かなニュアンスが伝わりよりわかりやすくなるが、根拠はない。しかし私は語りを聞くほか、いい方法がないと思う。
  • 他者の心や、人の行動原理を理解することは心理学でも確実な結論を出すことは難しいとわかった。数量で見るか、質で見るか、その二つの違いにもメリット・デメリットが存在し、人の心は奥深いなと感じた。占いなど、統計による人の心理を見ることも、正解かは分からず、心理を読んだとは言えないと聞いて、ごまかされているなと思った。また、統計学では因果関係は分からず、相関関係までしか理解できないと知って、人の心理を理解するのは、人の真理を理解するのと同じだと考えた。
  • 私は人をすぐに数値化してしまうところがある。最初の偏見で人を嫌っていても、何回か話すたびに、その人のことが最初の偏見とガラッと変わったことが多かったので、すぐに数値化して決めることはやめようと思った。
  • 心理学はヒトのこころを言い当てられるか、という問いにはまだ答えが見つからないのが本音だと思う。事実や論理的な部分に目がいく私達が、目に見えないこころを追求し確率論で真実を言い当てることには物凄く興味を持った。また、他者を理解するのには語りが有効だと感じた。数値では読み取れない人間の本音やジェスチャー等細かい部分を探るには言葉を交わすことが必要だと思う。
  • 他者を理解するのに必要なのは「数値化」だと思う。メリットは、データとして出すことである程度の傾向や予想ができ、年代や性別などの条件を変えることでさまざまなこころを知ることができる。デメリットとして、データを出すためにさまざまな人の協力を仰いだり、時間がかかったりすることがあげられる。また、一概には人が数値化されたものに当てはまらないということだと思う。
  • 答えを見つけたり、結論づけたりすることにおいて確率的(統計)的か質的が良いかは、学問や、場面や状況によると思いました。授業に出てきたように、心理学は確率的(統計)的に真実を言い当て、医療などは統計的に考えることで答えを導きやすいが、芸術や、誰かの心が関わってくると、それは人それぞれ考え方や思いがあります。質的、語りどちらも用いるべきだと考えました。
  • 特に印象に残ったのは占いの話で、科学的根拠はないものの確率論的に真実を言い当てることが可能と聞いて、それならば本物なんていないのではないかと考えてしまった。しかし、確率的に当てるのもそれはそれで、占い師の実力なのかとも思う。
  • 語りは相手の意見を直接聴くことができるけれど、他者が話すのが苦手な場合や嘘をついている、矛盾が生まれるなど、正しい意見を聴けず他者の心を誤解して理解するデメリットがあると思った。数値化はあくまで数字であり人の心を細部まで表すことはできないし、目に見える情報だけで判断するのは人の心を理解できるとは言えないと考えた。
  • 数値化の話は心理というより数学のようで、論理的に考えていくものが多くて少し驚いた。語りの話では、当たり前に思っていたことに「物語モード」という名前が付いていて、納得できたし、科学的に考えると違う考え方ができることに初めて気づけた。大学で心理学を学んでいったら、今以上にいろんな考え方や視点が得られると思った。
  • 見せかけの相関について、統計学はとても便利でわかりやすいものであるけれど、相関関係と因果関係は同じではなく、とても興味深いと思いました。今後データがあってもその背景や状況をしっかりと理解して、結果をすぐに鵜呑みしないように気をつけたい。

高校3年生推薦進学コースの132名中89名が、10月27日(日)投開票の第50回衆議院議員総選挙に有権者として臨むことになりました。「政治・経済」の授業では、それぞれの小選挙区の候補者が掲げる政策などを調べ、地元で行われている選挙活動の状況なども加味して当選順位を予想しました。また、予想と結果を比較しながら衆院選を振り返りました。

選挙を終えた生徒の意見・感想を紹介します。

【選挙権を持つ生徒】

  • 「投票するのとても楽しかったので、また投票しに行きたい。自分の一票が結果に反映されていると思うと感慨深かった。」
  • 「今回が初めての選挙で、期日前投票に行ったが、今回授業で一人一人の政策についてしっかり調べていたから自分の理想に最も合った政党や立候補者を選ぶことができてよかったです。」
  • 「接戦があったりするので、1票の大切さがよくわかった。比例代表は全部の政党から選べるけど、小選挙区は政党が限られているので選ぶのが難しかった。」
  • 「今までそんなに選挙に興味はなかったが、今回の授業を通して選挙には行くものだという感覚になった。」
  • 「選挙権を得ても行く気は全くありませんでした。しかし、授業を通してどんな人か知ったり、みんなが行っているの聞いたりして私も行こうと思えました。行ったからこそ8時からの速報が面白かったし、来年も選挙に行こうと思えました。」
  • 「次は自分の票で、その人を勝たせてあげたい。」

【まだ選挙権を持っていない生徒】

  • 「今回の選挙はあと5日で18歳だったので参加できなくてとても悔しいです。次こそ有権者として絶対に投票します。楽しみです。」
  • 「未成年で今回の投票にはいけなかったがクラスで選挙に行った人や期日前投票に行った話をしていて前よりも興味を持ちました。」
  • 「今回は未成年だったから投票できなかったが、次の参院選では必ず投票したい。その際には各候補者の政策、過去の経歴、不祥事などいろんな角度から深めて一票を投じる人をきめたい。」

10月28日(月)、宗教改革記念礼拝を行いました。
中学は日本キリスト教団八王子教会の加藤 英徳 牧師、高校は日本キリスト教団立川教会の保科 けい子 牧師にお話をしていただきました。

16世紀の初め、ドイツでマルティン・ルターは、人間が救われるために必要な働きはイエス・キリストの十字架と復活によって完全に成し遂げられていると聖書に書かれているので、私たちは「恩寵(おんちょう)のみ」「信仰のみ」によって救われるのだと確信しました。またスイスでもカルヴァンを中心にして同様な教会の改革運動が起こりましたが、当時の教会に受け入れられず、彼らは新しい教会であるプロテスタント教会を生み出しました。この改革の業を記念して礼拝をささげます。明治学院はこの宗教改革の信仰の伝統に立った学校です。

10月18日(金)、高校2年生は東京ディズニーリゾートで学年生徒会企画行事を行いました。
午前中はキャリア学習の時間として、東京ディズニーリゾートのキャスト(従業員)の方々の動きを観察しながら、ホスピタリティ・マネジメントについて学びました。午後は自由に親睦を深め、楽しい時間を過ごしました。
今回現地で学んだ「ホスピタリティ」を11月のヘボン祭のクラス企画で活かしてゆこうと思います。

10月20日(日)に本校のグラウンドで行われた準々決勝で都立小山台を相手に47-3で快勝し、11月3日(日)にスピアーズえどりくフィールドで行われる準決勝進出を果たし、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部と対戦します。次の相手は強豪ですが、今まで積み上げてきたものを全てぶつけて挑みます。ご都合につく方は是非ともスタジアムに足をお運びください!応援をよろしくお願い致します!!

10月8日(火)、中学2年生は東京歴史散歩に出かけました。お茶の水~湯島~上野、東京駅~皇居~銀座~上野、上野公園、深川~両国~上野の4コースに分かれて、班別に東京都内の散策を行いました。コース内の様々な博物館、神社仏閣、聖堂などを巡り、知っているようで意外と知らない東京の名所とその歴史について学びました。あいにくの雨でしたが、生徒たちは熱心に班行動と見学に取り組みました。今後、壁新聞の形で行事のまとめを行います。壁新聞は11月の文化祭で展示する予定です。

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