１・２年生の生活科では、「しぜんとともだち」
という学習活動において、自然体験の基礎・基本として、
諸感覚（みる・きく・さわる・におう・あじわう）
を鍛えています。
自然と「友だちになる」ということは、
「仲良くなる」＝「お話したり、遊んだりする」
お話したり、遊んだりする手段として諸感覚を使います。
そして、諸感覚を“わざ”として獲得させています。
自然を知り、ふれあうことで、感性を育み、
さらに自然で出合う様々な問題に対して
解決しようという意欲・態度を育てることをねらいとしています。
さて、今回は“あじわう”わざとして、
キッズファームにある
くわのみを食べる体験しました。
１年生は、どっぷり「食べる」ことに浸ります。
２年生は、「食レポ」に挑戦です。
桑の実は、黒い実と赤い実があり、
それぞれ食べるだけでなく、諸感覚をつかってくらべ、
桑の実を食べたことがない人に紹介することがミッションとなっています。
そこで、思考力育成の一環として
「くらべる」ために便利な図としてベン図を活用し、
考えていることを可視化して、食レポへとつなげました。
体験 ✕ 思考力
子どもたちはどっぷり体験し、何よりも楽しみながら、
考える力を身に付けています。
生活科担当 山中
