高2の古典講読は、『十六夜日記』を学び始めました。
子どもを想う作者・阿仏尼のひたむきな姿を想像しながら、読み進めています。
京都から鎌倉へ向かう作者が今越えようとしているのは、宇津の山と呼ばれる、現在の静岡県にある宇津ノ谷峠。
先日は、地図で作者の足取りを確認する作業をしました。
PCを用いてストリートビューなどで現地をチェックしたりしながら、当時の様子をイメージし、内容や和歌の理解を深められたら良いなと思っています。
いつか近くを訪れた際は、作者が『伊勢物語』の景色を思い浮かべたように、「ここが『十六夜日記』のあの場所!」と思い出してもらえたら嬉しいです。