成女には中学校、高校ともに礼法の授業があり小笠原流礼法について学んでいます。
小笠原流礼法は、700年前の武家社会において確立した伝統ある礼法です。
その基本は、相手を大切に思うこころを作法というかたちで表し人間関係を円滑にするものです。
今回の授業ではいろいろな結びについて学び、実践練習をしました。
日本では、昔から武具やしつらい、衣装などに様々な結びが用いられてきました。
結びの語源は「陰陽相対するものが和合して新たな活動を起こす」ことから発し、結びの「結す(むす)」は「産す」「生す」であり、「び」は「霊」とも言われているそうです。
日本に長く住んでいるのに知らないことがたくさんあります。
グローバルな世の中だからこそ、日本の伝統を大切にしていきたいですね。