中1社会科(歴史)の授業では、ニュースの発表をさせています。
歴史の授業は過去を学ぶ学問だと思われがちですが、〈過去〉というメガネを手に入れて〈現在〉を見るための学問だと考えています。
ではなぜ、生徒にニュースを発表させるのか。それは〈過去〉から〈現在〉を見ることができるように、〈現在〉から〈過去〉も見ることができるからです。
現在と過去は切っても切り離せないということです。
生徒が生きるこの時代に起きていることが実は過去のなんなことが原因で・・・なんてことがほとんどです。
その「気づき」を大切にしてほしいと考えています。現代に興味を持ち、そして過去に興味を持ち、これからを担っていくに相応しい大人になってほしいと思っております。