明日1月17日で、阪神淡路大震災から、21年目を迎えます。学園では幼稚園、初等部、中等部合同の全校避難訓練を行いました。避難後、初等部校庭で教職員全員で黙とうを行い、阪神淡路大震災で犠牲になった多くの方々の御霊を慰めました。
この21年間で、防災・減災への取り組みが進み、安心・安全なまちづくりが進みました。しかし、この災害の記憶を語り継ぐことは犠牲者への私たちの責任であり、使命といえます。追悼集会を続けることで、毎年子供たちと一緒に改めて考えたいと思います。
昨年9月、茨城県常総市は豪雨による水害で大きな被害を受けました。そこで、児童会が中心になり、初等部の子どもたちも常総市の学校や子どもたちに役立ててもらおうと義援金を募り、常総市にお見舞いとしてお送りしました。
昨年末、常総市教育委員会からお礼状をいただき、先日の朝礼の折、部長からお話がありました。子供たちのお小遣いやお手伝いをしたお駄賃など、自分の自由になる範囲の金額での募金でしたから金額は多くはありませんでしたが、社会の動きを知り、社会とつながる大事な学びの機会になりました。そして、お礼のお手紙をいただいたことで、その意味を改めて考え直すことになりました。お手紙によればまだまだ被害からの復旧は完全とは言えないようです。一日も早い復旧をかなえていただければ、とお祈り申し上げます。
3学期最初の「手作り」は、輪ゴム鉄砲を作りました。初めに子供たちに作って見せたところ、「割り箸でっぽうだ!」というつぶやきが聞こえました。どうやら遊んだ経験のある子もいるようです。
割り箸と輪ゴムだけで作る方法を教師が作りながら教えましたが、片手で割り箸を抑え、もう片手で輪ゴムをかけるのが難しいようです。目の前で作って見せたり、手を取っていっしょに作ったりして見せましたが、思ったようにはうまくいきません。見ていると、いらいらしながらも教師や早くできた友達に聞いたり、手伝ってもらったりしてようやく輪ゴムをかけることができました。できあがった子は大喜びで的を作り、輪ゴムを飛ばしていました。人に作ってもらって飛ばすことと、自分で作って飛ばすのは大違い。苦労を乗り越えて出来上がったおもちゃだからこそ、楽しく遊び、大事に持ち帰るのでしょう。好きな物、お気に入りの物がたくさんあるのは、子どもにとって幸せなことだと感じました。
新年おめでとうございます。今年もブログを通して清明学園の普段の生活をお伝えしていこうと思います。
さっそく、中等部では卓球部の練習が始まりました。今日は、大森八中の卓球部と合同練習をしていました。朝の体育館は寒さに震えるほどでしたが、生徒たちは練習に熱が入り、汗をかいていました。初等部の卓球部からも5年生数名が参加させてもらっています。年末から中等部の生徒たちと練習して腕を上げています。回数は多くはありませんが、中学生と練習することで刺激をもらっています。
2年生の5分間英語で、英語のカルタをしていました。「Cat!」「Elephant!」「Cow!」と、先生が札を読み上げるたびに大騒ぎ。ところが、「Next…」の先生の声を聞くと、教室内がしんと静まり返ります。緊張と緩和の繰り返しがとても心地よく、印象的でした。あっという間の5分間が終わると、「たのしかった!」のつぶやきが聞こえました。
初等部は今週で2学期も終わります(中等部9年生は冬期講習があります)。今回が最後のクラブ活動でした。卓球部は午前中授業だった中等部の生徒に教えてもらいながら、練習をしました。上手な人と打ち合うとラリーが続き、練習も充実します。初等部のころ、たてわり活動などで知り合っていたこともあり、和気あいあいとした雰囲気でした。「この子、上手ですね。」という中学生の言葉を聞いて、にんまりしている子もいました。中等部での部活に期待している5年生もいるようです。
先日のさんぽの時間に、冬探しをしながらピノキオ公園(通称きょうりゅう公園)へいきました。呑川のわきを通ると、カモが1列に並んで餌を探していました。「前に見たときより多いね」と話しながら数えてみると、26羽!もいました。子供たちのにぎやかな声に気付いて、カモたちは泳いだり川辺をよちよち歩いて逃げていました。ちょっと気の毒な気がしました。
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