5月18日(土)に教職員対象の救急救命講習を実施しました。
今回実施したのは消防庁が主催する「普通救命講習」です。
生徒が安心安全に学校生活を送れるようにと学校長をはじめ、教職員の61名が参加しました。
5月29日(水)には、5/18に参加できなかった職員も同じ講習を受講するので、
全体では77名の教職員が普通救命講習を受けます。
東京防災救急協会の職員・王子消防署の救命士の方々・消防団の方々に講師を依頼し、
心肺蘇生の方法やAEDの使用方法など、応急手当について丁寧に指導していただきました。
最後には一人一人に「救命技能認定書」が発行されました。
胸骨圧迫は十分な強さと十分な速さで、絶え間なく行う必要があるのですが、かなり力がいります。
救急車が要請を受けてから現場に到着するまでの平均時間は、東京都内で約7~8分。
救命曲線によると、心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性はその後の約10分間に急激に少なっていきます。だからこそ、救急車が来るまでの応急手当が不可欠であり、いかに大事かを学びました。
突然の事故や病気など救急車を呼ぶような場面に遭遇した時、すぐに応急手当を行う事ができるように、
正しい知識と技術を今後も継続して身につけていきたいと思います。
これから鷲宮祭も控えていますので、突然死の可能性がある熱中症や運動中の心停止などの初期兆候を見逃さず、
教職員一丸となって事故の防止に努めていきます。