今週初めから高1が「成立田」で行ってきた稲刈りですが、今日は中学生が体験してきました。
機械ではなく、鎌を使って稲穂を「手刈り」します。
|
成立学園では、コシヒカリと古代米を育てています。(写真は今日の様子です。)
|
古代米は、赤米とも呼ばれますが、写真で見ると穂先の色が違うことがわかります。
コシヒカリに比べると生育が遅れているため、今日は刈り取ることができません。
そして、ただ体験するだけでなく、他の行事や学習ともつながるのがアース・プロジェクトの特徴です。
11月に中3がアース・ツアーで訪れる種子島では「赤米館」を見学しますが、実は、古代米が日本に伝わってきた有力なルートが種子島なのです。
8日から9日にかけて台風が関東地方に甚大な被害をもたらしましたが、成立田の稲も写真の通り倒れてしまっているものもありました。
地面もぬかるんでいましたが、生徒たちは楽しみながらもしっかりと作業を進めてくれました。(最後は写真のようになりましたが…)
|
アース・プロジェクトは、本物に触れる、実際にやってみるという「体験的アプローチ」と、生徒同士や、教員や保護者も含めた他者とのコミュニケーションを重視する「相互的アプローチ」の2つを実現するプログラムです。
今日も保護者の皆様方のご協力をいただき、順調に作業することができました。この場を借りて感謝申し上げます。
アース・プロジェクトの取り組みについては、こちらをご覧ください。