堂々としたものです。翌日の朝の会で感想を尋ねたときのこと。「聖徳祭に比べて、ほとんど緊張しなかった!」と感じた人が三分の二以上でした。
聖徳祭後に出た反省で、特に注意するところを黒板の端っこにメモしていました。「緊張する→演奏が早くなってしまう・歌詞やリコーダーの指使いを間違ってしまう」といったものでした。「今回、緊張しなかったとなると、演奏・歌はどうでしたか。」と聞くと、こちらも「聖徳祭より上手く歌えた・吹けた」との声。二回の大きな舞台を踏み、堂々とした子どもたちの表情から大きな成長を感じました。
前日の練習から、音楽の先生が「合言葉は『ビビらない!』だよ!」と、声を掛けていました。昨年度までの4年生は、東初協(東京初等教育協会)音楽祭がいきなり初めての大舞台でした。実際、他校の発表や会場の大きさに“ビビ”ってしまい、練習の時よりも声が出せなかった様子でした。「でも、あずさ・やくものみんなは、とってもラッキーなんだよ。今年の聖徳祭で、一度大きな舞台を踏んでいるからね。」と。実際その通りだなぁと感じました。東初協音楽祭では、会場のイメージが子どもたちの中にしっかりとできていました。自信を持って舞台に上がっていく気配が感じられました。(逆を言うと、今回の聖徳祭での5・6年生は舞台上でもとても貫禄がありましたね!!)他校の発表に負けず劣らずの合奏唱ができました。
また、他校の発表を心から楽しむ余裕もあったようです。「あんな風に、来年の聖徳祭をやりたいな。」そんな憧れも芽生えたことでしょう。休日にも関わらず、各ご家庭のご協力も誠にありがとうございました。