バスで阿蘇に向かい、レストハウスで昼食をとった後、歩いて中岳山頂へ向かう予定でした。運悪くこの日はガスが多く発生しているため、火口を眺めることはできませんでした。
そのかわりに実施した火山博物館の見学では、阿蘇の自然と歴史を大型マルチスクリーンで観ました。噴火の様子は迫力がありました。また館内の見学では、時間が足りないという声が出るくらいに、しっかりと学習していました。細かくメモを取りながら見ている子もいました。
その後の草千里での行動は、例年よりも多く時間をとることができました。時間と活動範囲を決めて、あとは自由に過ごしました。東京での毎日からは想像もできないくらいの広々とした草原を、大自然の雄大さを感じながらおもいおもいに過ごしていました。声も届かないくらいの彼方まで走っていった子や、丘を何度も走って登る子、ゆったりと馬に揺られながら景色を楽しんでいた子など、のんびりと豊かな時間が過ぎていきました。