1学期の終盤に、M3年生を対象に担任、副担任、スクールカウンセラー鈴木・中根による心理教育「自分の『強み』を発見してレジリエンスをアップ」を行いました。

 

授業の主なねらいは、レジリエンス(逆境力、回復力)を向上させるために、「弱み」も「強み」も含めて自分自身を認めることが出来る「自己肯定感」を育むことです。自分で自分を肯定することができる『自己肯定感』が高まることで、逆境や困難に耐えたり乗り越える力「レジリエンス」が根っこから高まると言われています。

 

今回の授業では、

①24の「強み」のリストを見ながらまずは自分自身の「強み」を考える

②グループメンバーの強みを書き出す

③グループワークでお互いの「強み」をフィードバックしあう、という流れで授業を行いました。

ga150730.jpg

生徒に実施した事後アンケートでは、98%の生徒が「興味を持って授業を受けた」、99%の生徒が「授業は役に立った」、100%の生徒が「自分の強みを今までより理解できた」と答えていました。

 

自由記述欄には、「自分が気づかなかった『強み』を言ってもらえてよかった」「自分は『強み』がないと思っていたが、見つけてもらえて嬉しかった」という意見が多く見られました。その他に、「自分のことをもう少しポジティブに見てあげようと思った」「他人から見た自分の『強み』は自分が思っている強みとは違うことに気づかされた。」といった意見もありました。自分では『弱み』ばかりに目がいってしまい『強み』には気づきにくいものですが、クラスメイトに伝えてもらうという体験をとおして、自己肯定感を高めることにつながったようです。

ページ
TOP