郁文館グローバル高校についての記事が公開されました。
ぜひグローバル高校を検討されている受験生・保護者の皆様はご一読ください。

2024年4月に新設された「Honorsクラス(オナーズ・クラス)」についての特集記事

アメリカの名門高校Wayland Academyとのパートナーシップで日米2つの高校卒業資格を取得できることが大きな特徴であるグローバル高校のHonorsクラスについて、ネイティブ担任と1期生(高校1年生)がインタビューに答えた記事が公開されました。
実際の授業の様子やクラスの雰囲気について、生徒たちの生の声が分かる記事となっております。

▼「Honorsクラス」取材記事はこちらから(外部リンク)▼

海外大学現役合格率全国第3位の「グローバル高校」についての特集記事

帰国子女を受け入れている学校に、母親目線で学校訪問をするプロジェクトの一環で本校を取材いただきました。
1人1校の留学制度や世界トップ大学への進学を目指すカリキュラムなど、グローバル高校が取り組む独自のプログラムだけでなく、帰国生へのフォロー体制についても、グローバル高校の教員が直接取材に応えております。

▼「グローバル高校」取材記事はこちらから(外部リンク)▼


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SDGs教育日本一を掲げる郁文館では、募金や寄付活動を中心にSDGsの啓蒙を行う “SDGs委員会” や、郁文館の校舎を100%風車の再生可能エネルギーで運営する “RE×E100” 、発展途上国の現状を五感を通して体感する “カンボジア・バングラデシュSDGs研修” など、生徒がSDGsを体感し学ぶことができる様々な取り組みを行ってきました。

今回は初めての試みとして、3泊4日のSDGs未来都市研修を岩手県陸前高田市で実施し、中学1年生~高校3年生までの計19名が参加しました。
「当事者の一人として、人と自然の調和の持続可能性を考えよう」を目的に、SDGs未来都市に認定された陸前高田で実際に行われている産業を体感し、本当の意味での共生社会を考えました。

初日は、“食の未来を守る”ことをコンセプトに理事長が運営するワタミオーガニックランドのBBQで腹ごしらえをした後、伝承館や被災地を訪れ、東日本大震災からの復興の様子を見学しました。震災後に生まれた生徒も参加しており、最初は「当時の様子がよくわからない」と答えていましたが、伝承館のスタッフによる説明や被害を受けた建物を見学したことで、どれほど震災が恐ろしく、災害に強いまちづくりが大切かを学ぶことができました。

2日目は林業・カーボンクレジット研修とイワナの養殖池を体験しました。森林組合の方々による講義・グループワークでは、生徒たちが積極的に質問をしている様子が印象的でした。また、一見難解な内容に見受けられるカーボンクレジットについての研修は、ワタミエナジーの方が授業形式でお話してくださり、生徒たちもうんうんと理解しながら話を聞くことができました。仲間と協力しながら行ったイワナの塩焼き・薪割り体験では、生態系の維持について楽しみながら学ぶ様子が伺えました。

3日目は藻場再生のラボや牡蠣の養殖を見学。水産業やブルーカーボンについて学びました。ただ見学をするだけでなく、漁師の方が広島牡蠣との違いについて丁寧に教えてくださるなど、生徒たちの関心も高まったようでした。また、午後にはイカダづくり・イカダレースを体験。都会ではなかなか体験できないアクティビティのため、生徒たちはワクワクしながら参加していました。

生徒たちは、陸前高田SDGs未来都市研修を通じて、「産業×SDGs」を主体的に学ぶことができました。
この研修で得た経験を自分ごと化して普段の生活へ活かしてほしいと思います。


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7月末に開催された令和6年度東京都中学校総合体育大会剣道競技(東京都)の個人戦で、主将の青田さん(中学3年生)が2位という結果を収め、郁文館中学校剣道部として初となる全国中学校剣道大会への出場が決定しました。
全国中学校剣道大会は8月18日〜20日に新潟で開催されます。
引き続き精進してまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
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深圳大学東京校(東京都新宿区、代表:藍一洲)と郁文館グローバル高等学校(東京都文京区、理事長兼校長:渡邉美樹)は、2024年7月19日(金)に、教育連携および推薦入学制度に関する協定を締結しました。

中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳にキャンパスを置く深圳大学は、U.S.News世界大学ランキング2024*では187位、THE世界大学ランキング2024*では351-400位と国際的に高い評価を受けています。深圳大学初の海外分校となる東京校は、東京都新宿区四谷にキャンパスを持っており、中国本校の教育カリキュラムをそのまま取り入れるなど、日本にいながら深圳大学の学士を取得することができます。
*日本のトップ私立大学は、U.S.News世界大学ランキング2024:500位~600位、THE世界大学ランキング2024:801位~1000位

一方で、郁文館グローバル高等学校は、全生徒が1人1校年間留学する国際科高校で(留学先の現地校との単位互換制度により3年間で高校を卒業できる)、国内・海外併願を照準としたグローバル基準の進路指導により、2023年度卒業生はTHE世界大学ランキング2024のトップ400(国内では旧帝国大学レベル)に19名が合格し、海外大学現役合格率は全国3位(60.5%)*。2024年度からは米国名門高校とのDual Diploma(日米2つの高校卒業資格)を取得できる「Honorsクラス」を始動しています。
*インターエデュ調べ

国際教育に力を入れる両校は、双方の教育方針や教育活動に深く共感し、交流と連携を通じて今後さらなる教育の充実・発展を目指すことで合意し、今回の協定締結が実現しました。(当日は、郁文館グローバル高等学校教頭の鎌倉好男、3年担任が出席しました。)
この協定に基づき、深圳大学と郁文館グローバル高等学校は、相互の教育資源を活用した教育交流や進学連携を実施していきます。

郁文館グローバル高等学校は、今後も引き続き高大連携の強化・拡充を推進していきます。

 

深圳大学東京校

所在地:東京都新宿区四谷1-22-5 WESTALL四谷3階
代表:藍一洲
URL:https://szu-tokyo.jp/

各業界の第一線で活躍する“夢を実現した達人”から仕事や人生観について学ぶ「夢達人ライヴ」が行われました。
今回お呼びした達人は、“働きたい時間”と“働いてほしい時間”をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー創業者の小川代表」です。

タイミーは、小川代表が大学生時代に起業してからわずか7年で従業員1000人以上、利用者数(ワーカー数)700万人以上を誇るなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を遂げています。
そんなタイミーを起業するに至った経緯や、中学生・高校生の頃はどのような学生時代を送っていたのかなど、たっぷりお話いただきました。

「人生の時間は有限である」
おじい様を亡くされたとき、“人生は短い”と感じた一方で“人生のほとんどが働く時間”であることも同時に感じた小川代表は、「楽しく働き日本を発展させていきたい!」と高校生の頃から起業家を目指すようになったと言います。

高校3年生で参加した生徒会選挙では、人気投票となってしまう高校3年生をターゲットから外し、選挙に興味がない高校1-2年生をターゲットにすることで、2位に圧倒的大差をつけて生徒会長に当選することができたという小川代表。身近な例えでありながらも、マーケットを俯瞰して物事を見ることが大事であることを学んだ生徒たちは、うんうんと頷きながらメモを取っていました。

「将棋は片方が負けを認めることで初めて勝負が決まります。負けることは決して悪いことではありません。」
小川代表は、好きな将棋に準えて、耳の痛いことも聞き入れることで進化する世の中に柔軟に対応することができ、変化を楽しむことができると生徒たちに伝えました。

また、小川代表はこうも話しました。
「日本は世界随一の少子高齢化社会です。これをピンチと取るかチャンスと取るかで、夢を叶えられるかが変わります。」

将来からの逆算で夢を追い続ける郁文生たちには、心にささったものが多くあったようで、質疑応答の時間には20~30人から挙手がありました。

最後には「熱量を持った尖った人間であり続けてほしい」と小川代表からメッセージが贈られました。

これからも夢に向かって突き進む郁文生を教職一同応援しています。

郁文館夢学園が運営する4校(郁文館中学校、郁文館高校、郁文館グローバル高校、ID学園高校)では、毎年SDGs研修と題しカンボジアとバングラデシュの2か国で希望参加制の合同海外研修を行います。

今回は、6日間で生徒29名が参加したバングラデシュ研修の様子をお届けします。

SDGs海外研修では、生徒に現地の「現状」を体感してもらうため、現地の小学校や市場の他、渡邉理事長が運営する公益財団法人「School Aid Japan」が設立した中学校や孤児院などを訪問します。また、それだけでなく孤児院に通う子どもが実際に住んでいた家や、日系企業が支援する現地の工場などを訪れます。

開発途上国では、戦争や紛争・飢餓・貧困などを理由として基礎教育を受けられない子どもたちがいます。

郁文館で行っているような人間力向上のための教育機会と環境を、1人でも多くの子どもたちへ提供したいという思いで運営されているSchool Aid Japanは、⼦どもにかかわる教育⽀援プロジェクトを行う法人です。カンボジアやバングラデシュなどの開発途上国を中心に、約20年間で351校の学校建設や、子どもへの給食支援、孤児院の運営などを行っており、郁文館の開発途上国支援やSDGs教育の原点にもなっています。

南アジアに位置し、インド、ミャンマーと国境を接する「バングラデシュ」は、国の中央部をガンジス川が流れるため、サイクロンや洪水などの自然災害の被害を受けやすい国です。

かつては世界最貧国と呼ばれたバングラデシュですが、近年は著しい経済成長を遂げ、小学校の就学率は97%と高い水準を誇ります。一方で、農村部では貧困層・最貧困層の世帯が多く、栄養不良に苦しむ子どもが30%に上るなど、子どもたちの健やかな成長のための活動がまだまだ必要とされています。(データ出典:ユニセフ世界子供白書2023)

生徒たちはまず、ノーベル平和賞を受賞したムハマドユヌスさんが創設したグラミン銀行を見学。貧困層に対する融資を可能とした「マイクロクレジットプロジェクト」について学びました。洋服を作りたいと思っていてもミシンを買うことができなかった方が、お金を融資してもらうことによってビジネスを始められる仕組みと知り、生徒たちは展示されている資料を熱心に読んでいました。

その後、日系企業が支援する縫製工場・牛革工場を訪れました。この工場では、精神疾患・病気を抱える方や学校に通えていない貧困層に対しての雇用を拡充しており、育休や託児所が完備されているなど福利厚生が充実している点に驚きの声が上がりました。
働く人も活き活きとしていて、生徒の中には「離職率の高い日本も真似できるところがあるのではないか」と話しながら、担当職員の話を一生懸命聞く姿がありました。

郁文館の姉妹校NDMSC(ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ)への訪問では、ウェルカムパーティーが開かれ、郁文生もソーラン節を披露しました。将来の夢について現地の生徒と英語で言葉を交わす生徒や、サッカー・クリケットなどのスポーツを一緒に行う生徒など、交流方法は様々でしたが、「友達ができた!」「言葉がわからなくても表情やジェスチャーを使って話すことができた!」と皆嬉しそうに報告してくれました。

楽しく現地の学生と交流をした一方で、都市部から少し離れるとガラッと雰囲気が変わりました。信号機が稼働しておらず絶え間なくクラクションが響いていたり、高速道路を人が歩いていたりと、普段生活している土地では見かけない現象に、生徒たちもバスの中から窓の外をじっと見つめて観察していました。

また、工場から流れた染料により茶色く濁った川の上にある港町や、現在も使われている線路のすぐ横で生活をする人が多くいるスラム街などを訪問し、著しい発展の裏側で整備が追い付かずに格差が広がっている現状を目の当たりにしました。

スラム街にあるNDMSCの生徒の自宅訪問では、親戚の家の庭にトタン屋根を建てて生活する様子を見て、最初は思わず言葉を失っていた生徒たちでしたが、「学校で何を学んでいるか」など積極的にコミュニケーションを取り、彼らと仲良くなっていました。

貧困の現実に大きな衝撃を受けながらも、「日々の小さな幸せを見つけながら一生懸命生きる姿に感銘を受けた。日本に帰ったら自分も夢に向かって頑張りたい。」「アジア最貧国と聞き、最初は研修に参加することを躊躇したが、自分も何か役に立ちたいと思えた。」など、6日間の体験を生徒たちが前向きな気持ちで受け止め、今後に活かそうとしている様子が伺えました。研修に参加したことがゴールではなく、次のスタートに繋げようとする生徒たちを誇らしく思います。

帰国後、夢に向かって突き進みはじめた生徒たちを教職員一同応援しています。

郁文館夢学園が運営する4校(郁文館中学校、郁文館高校、郁文館グローバル高校、ID学園高校)では、毎年SDGs研修と題しカンボジアとバングラデシュの2か国で希望参加制の合同海外研修を行います。

今回は、6日間で生徒94名が参加したカンボジア研修の様子をお届けします。

SDGs海外研修では、生徒に現地の「現状」を体感してもらうため、現地の小学校や市場の他、渡邉理事長が運営する公益財団法人「School Aid Japan」が設立した中学校や孤児院などを訪問します。また、それだけでなく孤児院に通う子どもが実際に住んでいた家や、孤児院を卒業したのち努力を続けながら大学へ通う子どもの自宅にも訪れます。

開発途上国では、戦争や紛争・飢餓・貧困などを理由として基礎教育を受けられない子どもたちがいます。

郁文館で行っているような人間力向上のための教育機会と環境を、1人でも多くの子どもたちへ提供したいという思いで運営されているSchool Aid Japanは、⼦どもにかかわる教育⽀援プロジェクトを行う法人です。カンボジアやバングラデシュなどの開発途上国を中心に、約20年間で351校の学校建設や、子どもへの給食支援、孤児院の運営などを行っており、郁文館の開発途上国支援やSDGs教育の原点にもなっています。

インドシナ半島に位置し、ラオス、ベトナム、タイと国境を接する「カンボジア」は、1970年代のクメール・ルージュ率いるポル・ポト政権による大量虐殺やその後の内戦を経て、現在は立憲君主制国家として歩んでいます。
首都であるプノンペンをはじめとした都市部では経済の発展が目覚ましい反面、栄養不良に苦しむ子どもが30%に上るなど、いまだに貧困に苦しむ人が多いのが現状です。(データ出典:ユニセフ世界子供白書2023)

まず生徒たちは、ポル・ポト政権時代の悲しい歴史が現在まで保存してあるトゥールスレン博物館を訪れました。戦争の悲惨さや二度と繰り返してはいけない歴史を、音声案内ガイドを聞きながら1つずつ丁寧に学んだ生徒たちは、「時間が足りない」「日本に帰ったらもっと深く学びたい」と口をそろえて言う姿が印象的でした。

その後訪れた孤児院や小学校では、にぎやかな楽器の生演奏や伝統舞踊で歓迎され、それに応えるように郁文生は力強いソーラン節を披露。サッカーや野球などのスポーツも一緒に行い、終始和やかな交流の場となりました。また、現地の子どもたちに「夢がある人はいますか?」と問いかけると、ほとんどが前のめりになって手を挙げる姿がありました。

一方で、貧困により父母が他界し小さな妹と1日2ドルを稼いで生活する子や、虐待を受けて逃げてきた子など、子どもたちのはじける笑顔の背景には様々な辛い過去が存在することを現地の職員から教えてもらいました。

生徒たちからは「自分たちのいる環境が当たり前だと思わずにもっと頑張りたい」と頼もしい発言があり、決して目をそらしてはいけない現実を学ぶことができました。

最終日には、アンコールワットを訪れ、日の出を見た生徒たち。
辛く悲しい過去や歴史だけでなく、明るい未来のために一生懸命努力をし、今ある幸せを大事にする人々の姿を見て、「彼らの力になりたいから現地の職員を目指したい」「日本にいながら支援する方法はないかな」と早速次のアクションにつなげた生徒もいました。

今回の研修を通して、教科書では決して学ぶことのできない世界の現状を知ることができたことでしょう。
帰国後この経験をどのように活かしていくのか、生徒たちの夢実現までの軌跡を見守っていきます。

中学2年生は、「“命のつながり”を第一次産業と人とのつながりを通して、体感する」をテーマに、Ⅰ期:5月27日(月)~30日(木)、Ⅱ期:5月28日(火)~31日(金)に分かれて、北海道へ修学旅行に行きました。酪農体験や漁業体験、食品加工などの6次産業を体験することで、普段食卓で目にする食べ物すべてに「命」があることや、食卓に並ぶまでに様々な人が携わっていることを学びます。

1日目は、美幌峠牧場、渡辺体験牧場で、循環型農業や放牧型酪農について学びました。
大自然の中で、優雅に過ごしている牛たちを見学し、放牧型酪農の特徴を体験しました。また、乳しぼりの体験をすることで普段私たちが口にする牛乳がどのように採れるかを実際に知ることができました。

2日目は、カレイさばき体験、野付半島の散策を行いました。カレイさばきでは、1人ひとりが生きたカレイをさばくことで、修学旅行のテーマである「命をいただくこと」を実感することができました。また、野付半島では日本でも珍しい地形と、そこに住む動植物たちに感嘆の声がもれました。

3日目は、羅臼にて北方領土元島民の方の講話を聞き、その後、知床の自然を学びました。
北方領土元島民の方の声は貴重で、生徒たちは真剣にメモを取る姿がありました。質疑応答では多くの手が挙がるなど、積極的に学べました。

4日目は、知床五湖、オホーツク流氷館をめぐりました。
知床五湖では、広大な湿地を散策することで自然を感じ、その素晴らしい景色に感動することができました。また、オホーツク流氷館では冬の北海道の寒さを体験することで、寒い地域での暮らしの様子などを学びました。

めったに経験のできない4日間の貴重なプログラムを通し、生徒たちは「命」について深く考えることができました。
修学旅行で得た経験を、帰京後の実生活にも活かしてほしいと思います。

郁文館には渡邉理事長自ら講義を行う「理事長講座」があります。
5月24日に、翌週に修学旅行を控える中学2年生を対象に「生命の大切さ」、PBLツアー(修学旅行)を控える高校2年生を対象に「国際人として必要なこと」について理事長から直接講義が行われました。

郁文館中学校の修学旅行では、「“命のつながり”を第一次産業と人とのつながりを通して、体感する」をテーマに北海道を訪れ、放牧酪農や漁業の現場などの悠大な自然に触れる3泊4日を生徒たちは過ごします。

中学2年生を対象とした講座では、陸前高田で行っているオーガニックテーマパークなど、理事長がこれまで取り組んだ事例を基に、有機農業と慣行農業の違いやブルーカーボン・カーボンクレジットについて説明しました。

講義の中では、「森が多いと何がいいのだろう?」「有機農業と慣行農業を行う農園は見た目から違います。何が違うでしょう?」など生徒たちに問いかけるシーンが多くありました。たくさんの手が挙がり、自分の意見を積極的に述べていました。

郁文館高校の修学旅行は、PBLツアー(Project/Problem Based Learningの略)といい、高校3年間を通して行う探究活動のうち、全身で「リアル」を体感するフィールドワークのことを指します。生徒たちは自らが興味関心を持つテーマについて、1年次から探究してきた仮説を基に現地へ赴きます。研修先は、「夕張・陸前高田・屋久島・カンボジア・シンガポール」の5つから選択することができ、学校に戻ってからの探究活動を加速させる郁文館独自の研修内容となっています。

高校2年生を対象とした理事長講座は、PBLツアーで行う現地調査がゴールではなく、日本・世界の課題解決に一石を投じられるような「国際人」として成長できることを目的に開催しました。

理事長は、各研修先が抱える現状や課題について触れ、1年間探究を深めてきた生徒たちとディスカッションを行う場面もありました。また、それらを各地域が抱える課題として捉えるのではなく、自分事として真摯に向き合うことが重要であると伝えました。

中学2年生の生徒たちは、この講座を通して「生命の大切さ」を再認識するとともに、自分たちを支える自然や生物とのつながりを意識することができました。

また、高校2年生の生徒たちは「国際人として生きるため」に必要なマインドの醸成や考え方を学び、PBLツアー終了後より実践的な探究に昇華できるよう気持ちを高めたことでしょう。

修学旅行・PBLツアーがさらに充実し、学びの多いものになることを願います。

<関連記事>

▶去年実施した中学2年生「修学旅行」の様子
▶去年実施した高校2年生「PBLツアー」の様子

 

「一生懸命はカッコいい!」がテーマの郁文館の3大イベントの1つ「体育祭」が開催されました。
郁文館の体育祭は、中学生から高校生までをランダムに4つの団に分かれて優勝を競い合います。中学校は1日目、高校/グローバル高校は2日目に行いました。

団長による力強い宣誓からスタートした体育祭では、リレーや騎馬戦、玉入れなど、白熱した戦いが繰り広げられていました。
競技に参加する選手はもちろんのこと、応援する生徒、運営する体育祭実行委員、企画 / 撮影担当の TEAM DRAW DREAMS(放送部) のメンバーまで、それぞれが主役として活躍し、全生徒が輝いていました。

郁文館の体育祭には競技だけでなく、ダンス部やチアリーディング部によるステージもあります。
参加しているクラスメイトの名前を呼んで応援する姿がグラウンドのいたるところで見受けられるなど、会場は大盛り上がりでした。

また、昨年まではグローバル高校が伝統行事として行っていたニュージーランド民族舞踊「ハカ」ですが、生徒たちからの要望に応え、今年は中学校グローバルリーダー特進クラスも演舞に参加し、大迫力のパフォーマンスとなりました。

優勝は、中学は黒団の「GALAXY BLACK」高校は赤団の「BIG BANG RED」でした。
閉会式で行った団長の挨拶では、思わず感極まって涙をこぼしてしまう生徒、団長にありがとうと声をかけながら笑顔で拍手する生徒など、皆が皆を褒め合う熱い絆が見られました、最後には団関係なく肩を組み校歌を斉唱して閉幕となりました。

夢実現に向けてひたむきに努力を続ける郁文生は、ゴールデンウイークが明け、ガラッと雰囲気が変わりました。
大学の受験勉強に舵を切り遅くまで学校で勉強する生徒、部活動など好きで得意なことに全力を注ぐ生徒など、頑張る方向は様々ですが、皆夢に向かって一段と歩みを強めています。
通常の生活に戻っても、“一生懸命”に頑張る生徒たちを教職員一同応援しています。

 

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