『みんなの夢AWARD』は、社会起業家の発掘・育成・支援を目的とした2010年から15年連続で開催されている日本最大級のソーシャルビジネスコンテストです。
今回、全国700名を超える応募者の中から、当時本校3年生の八方宏斗さんが唯一の高校生ファイナリストとしてLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)の舞台に立ちました。

テーマ「夕張メロン×水産業 6次化プロジェクト」

夕張メロンの未利用副産物を価値ある資源に変え、ブランド魚づくりと地域循環型水産業で地域経済の地域経済の再生を促す挑戦的なプロジェクトです。

八方さんは、自身の夢である「漁師」の正装でステージに登場しました。
提案したビジネスプランは、本校のPBLツアー*で訪れた北海道夕張市の名産物である「夕張メロン」と、漁師という夢からインスピレーションを得た「夕張メロンサーモン」の養殖事業です。

専門家や大学教授からの指導を経て練り上げた事業計画。餌代や施設費、光熱費などの緻密な数字の裏付け、そして何より「幼少期から好きで得意だった釣り」「漁師になりたいという夢」と、「財政破綻を乗り越えた夕張市」の現地で学び・感じたPBLツアーでの実体験に基づいた独自の視点に、会場からは驚きと共感の拍手が沸き起こりました。
社会人に混ざり、たった一人の高校生として自身の夢を語った八方さん。大舞台でアイデアをプレゼンできたことは大きな成長の一歩となりました。

夢AWARDを終えて

大会終了後、八方さんにこの挑戦を振り返ってもらいました。
「夢AWARDに挑戦するまでは、野球一筋で続けていたため初めての挑戦ばかりで、本番までは本当にきつかったです。周りはプレゼン能力も高い社会人の方ばかり。ほかのビジネスコンテストにも多数参加されている経験者揃いの中でついていくので精一杯でしたが、いま振り返ると、高校生活で一番成長できた時間だったと感じます。」

準備期間、八方さんは進学先の大学寮に身を置きながら、郁文館の先生やPBLツアーでお世話になった夕張のメロン農家専門家の方などとオンラインで打ち合わせを重ねました。「事業計画を数字で示すことの難しさ」に直面し、何度もダメ出しを受けながら、自身の夢を「ビジネス」として昇華させていきました。

将来の夢:水産業を支える「6次産業化」の実現へ

八方さんは今春から、水産学を学ぶため東海大学 海洋学部 水産学科へと進学しました。
「漁師になりたいという夢は変わりません。大学進学も、水産業を学べる大学、そして大好きな野球を続けられる大学が東海大学のみだったため進学を決めました。
ただ今回の経験から、より夢が具体的になりました。夢は語って終わりではないと思っています。
今回のプレゼンでも話した通り、大学ではメロンの香りがするサーモンの研究を形にし、4年後の事業化を目指します。将来は魚を獲るだけでなく、加工・流通までを一貫して担う『6次産業化』を実現し、新しい水産会社を作りたいです」

大舞台を経て、より具体的な夢を語ってくれた八方さん。この4月から大学生として、さらに夢に近づき、実現に向けて動き出しています。
これからも自らの夢に向かって逆算し、夢に向かって努力を続ける生徒一人ひとりを、全力でサポートしてまいります。


*「PBLツアー(Project / Probrem Based Learning)」
現地で全身を通して感じる「リアル」が生徒たちの探究心に火をつける、社会探求型フィールドワーク。生徒たちが最もワクワクする研修先を自ら選択することができ、学校に戻ってからの探究活動を加速させる郁文館独自の研修プログラム。

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▶みんなの夢AWARD16のダイジェストムービーはこちら(YouTubeリンク)
▶【卒業生の声】2025年度卒業生:八方宏斗さん「未来を切り拓く最大の原動力は“夢を持つこと”」

郁文館グローバル高等学校では、東京大学の渡邉英徳教授をお招きし、「戦前・災害のデジタルアーカイブ」をテーマとした特別講演会を実施しました。

 

本講演では、戦争や災害といった歴史的出来事を「データ」として捉え、可視化することで、現代に生きる私たちがそれらをどのように理解し、未来へと活かしていくべきかについて、具体的な事例を交えながらご講演いただきました。

例えば、現在も国際的に注目されているホルムズ海峡における船舶データの分析からは、ニュースだけでは見えにくい国際情勢の実態を読み解くことが可能であること、また東日本大震災のデータからは、災害時の迅速かつ的確な意思決定に資する示唆が得られることが紹介されました。

さらに、AI時代におけるデータ活用の可能性についても言及があり、近年の技術革新によって、災害データの可視化が飛躍的に進展している現状が示されました。特に2024年の能登半島地震においては、公開された航空写真から数時間で3Dマップを生成し、被害状況を即座に把握・共有することで、迅速な支援活動へとつなげた事例が紹介されました。

今回の講演を通して、生徒たちは「データを通して社会を読み解く視点」「過去から学び、未来へつなげる力」の重要性を深く理解する機会となりました。

本校では今後も、社会とつながる実践的な学びを通じて、生徒一人ひとりの夢の実現につながる力を育んでまいります。

 

4月4日(土)、郁文館中学校174 名・高等学校255名・グローバル高等学校103名・ID学園高等学校251名総勢783名の入学式を3回にわけて執り行いました。満開の桜の下、緊張した面持ちで校門をくぐり教室に入る新入生たち。体育館で行われた入学式会場では、在校生が準備したWelcome VTRがながれ、和やかな雰囲気でスタートしました。

渡邉理事長より毎年恒例となる「今年の一文字」が発表され、圧巻のパフォーマンスを書道部が披露。
「今年の一文字」に込めた思いについて、渡邉理事長よりお話がありました。

「今年の漢字は“遂”です。目的を達成する、成し遂げる、やり遂げるということです。
この「遂」という字は、郁文館の夢を叶えるための行動指針【七つの約束】【夢教育の前提となる人としての生き方・考え方】など様々な場面で登場します。例えば【七つの約束】では「正しいと信じ決めたことは諦めず最後までやり遂げよ」です。
今日みなさんに伝えたいことは、今できることはその場でやるということ。例えば机の上も整理できない、足元のゴミ一つ拾えない人は夢を叶えることはできません。
卒業までに100歩歩むとすれば、今日を“0から1への一歩”とし、そして卒業時、99歩から100歩目の最後の一歩をやり遂げることを決心してください。」

加えて、渡邉理事長から以下のメッセージが贈られました。
「新入生諸君、入学おめでとうございます。そして保護者の皆様方、お子様のご入学、誠におめでとうございます。数ある学校の中からこの学校を選び、そして命よりも大切なお子様をお預けくださいましたことに心から感謝申し上げます。

みなさんの人生を決めると言っても過言ではないこれからの郁文館での3年間・6年間です。みなさんが受ける教育“夢教育”とは、好きなもの、得意なものを見つけ、そこから夢を見つけ、夢を叶えるために努力し、学力・グローバル力・人間力を身につける教育です。

そして、今年度から“AI時代を生き抜く力”もみなさんに身につけてほしいと思っています。このAI時代は、18世紀の産業革命に匹敵する変革であり、人の学び方、働き方、生き方の全てを変えるでしょう。 AI革命によって世界中で人間の仕事が変わるものすごく大きな変化が生まれます。今からはAIができることをするのではなく、人をまとめるリーダーシップ、つまり人間力がより大切になります。みなさんにはこの激動の時代を強く生き抜く力を身につけ、必ず幸せになってほしいと思います。

今日からの3年間・6年間が、君たちの一生の宝物になることを約束します。入学、本当におめでとう。」


新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。今日から好き・得意から夢を見つけ、育み、夢に向かって努力する日々が始まります。
教職員一同みなさんとともに過ごす日々を楽しみにしています。

3月26日(木)~28日(土)愛知県春日井市総合体育館において第35回全国高等学校選抜剣道大会が開催されました。
郁文館高校剣道部が出場し、ベスト16という成績を収めました。

男子団体

郁文館2 ―1 杵築
郁文館 0代 ― 0  高知
郁文館  0 ― 1 済美

剣道部はこの結果に満足することなく、日本一を目指し練習に励んでいます。
引き続き、郁文館剣道部への応援のほどよろしくお願いいたします。

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▶剣道部のブログはこちら

チーム設立からわずか6か月という短期間で世界大会出場を勝ち取った郁文館の在校生チーム「ZENSHIN Robotics(以下、ZENSHIN)」が、3年目の世界大会に挑みます!

ZENSHINとは、「生徒たちが主体的に挑戦し成長する中で、サイエンスとグローバルに活動することの魅力を広める」ことをモットーに、ロボットの設計・製作から資金調達、広報までを生徒自らが担う一般社団法人です。
2023年9月に郁文館の生徒で設立され、郁文館中学校・高校・グローバル高校の生徒で構成されています。FRC*での世界一を目標に活動しており、歴代の理事を担うメンバーの多くが所属する郁文館グローバル高校は、多くの生徒たちが海外大学に進学しています。(▶海外大学現役合格率2年連続日本一!グローバル高校の大学合格実績はこちら

初出場となった、一昨年3月末の中高生ロボット競技大会FRC ハワイ予選大会では、チームとして「Rookie All-Star Award(1〜2年目のチームで1位)」、郁文館グローバル高校卒業生が「FIRST Dean’s List Finalist Award (大会MVP)」に選ばれ、2つの栄誉に輝き、その実力を世界に示し、その後ヒューストンで行われた世界大会には、世界40カ国以上から約50,000人もの関係者が集結する中、日本人チームとして唯一本戦に参加しました。
また昨年も日本からの挑戦、現地チームとの積極的な交流、そしてFRCを運営するFIRSTが掲げる理念「Gracious Professionalism(相手から学びつつ、敬意と優しさを持って接し、尊重し合う)」への貢献が評価され、「Rising All-Star Award(新体制や若いチームが困難を乗り越えて努力を続けてきたことを称える賞)」を受賞。
そして今年も、4月2日から始まるアメリカ合衆国オクラホマ州タルサで開催の地区大会Green Country Regionalに挑戦中!

昨年度、中心メンバーがほぼ中学生という環境での挑戦となり、悔しい思いをしたと語るZENSHINのメンバーたち。今年度は反省を活かし、設計段階から見直しを行い、強度や構造について徹底的に改善を重ね万全の状態で挑みます。
また、この春卒業、トロント大学をはじめとする世界トップレベルの難関大学に合格し、9月から新たな舞台へと進む今春卒業生メンバーが、チームのサポート役として携わっています。

3年連続の出場に満足することなく、チーム全員が昨年以上の成績を目指し、さらなる飛躍を誓うZENSHIN。
スポンサー企業や保護者の方々、外部メンターやアカデミスト、関係教職員など、多くの方々の支えに感謝し、4月2日(現地時間)から全力で戦い抜きます!
ぜひ、みなさま応援のほど、よろしくお願いいたします!
Go!ZENSHIN!

▶ZENSHINの詳細はこちら(外部サイト:ZENSHINホームページ)


*FRCとは、FIRST Robotics Competitionと呼ばれる14歳~18歳までを対象としたアメリカ発国際ロボット大会の略。世界35か国から約3,800チーム約95,000人の若者が参加し、Google、Amazon、Haas、GM、Ford、NASAなど世界に名だたる企業もスポンサーする大規模な大会。

 

郁文館が運営するバングラデシュ姉妹校NDMSC(ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ)の活動報告レポートです。


郁文館が運営するNDMSCで2026年体育祭を実施しました。

日本と同じようにバングラデシュでも多くの学校で体育祭が開催されています。しかし一般的なバングラデシュの体育祭は、誰が一番かを競う「個人競技」が中心で、全員で協力し目標を達成するような競技が少なく、チームで力を合わせて行う体育祭はほとんどありません。

私たちNDMSCでは、仲間と協力して共に目標を達成しようとする経験が、不可欠だと考えているため、他の学校とは異なり、日本の体育祭を参考にした団体競技を多く取り入れています。

郁文館と同様に6つの「団」が結成され、生徒たちは一丸となって団の勝利を目指します。個々の競技にとどまらず、大声で応援し、団結します。そして最後には、多くの生徒が涙を流し、感動に包まれました。

今年の体育祭も大成功に終わりました。それは、参加した生徒たちが、体育祭に真摯に向き合ったからこそ成し遂げられたものです。この体験が彼らの将来に寄り添い、他者と協力し、世界に羽ばたく力となることを願っています。

バングラデシュ姉妹校NDMSC担当者

 

3月15日(日)、郁文館中学校177名・高等学校281名・グローバル高等学校51名、ID学園高等学校607名の卒業式を3回に分けて執り行いました。
卒業生の門出にふさわしい、穏やかな春の陽気に包まれた快晴のなかで、総勢1116名の卒業生が新たな一歩を踏み出しました。

担任の先導で入場した卒業生たちは、保護者や教職員の盛大な拍手で迎えられました。
それぞれの夢に向かい、仲間とともに挑戦し、夢に向かって努力し続けた日々。その積み重ねが、一人ひとりの晴れやかな表情へとつながっています。

生徒たち一人ひとりが力強く返事をした呼名のあと、各クラスの代表生徒による挨拶が行われました。それぞれの言葉で3年間・6年間の郁文館での学び・生活を振り返り感謝を伝える姿に、保護者の方からは静かに涙をぬぐう様子や、会場全体に温かい拍手が広がっていきました。

渡邉理事長からは、目まぐるしく変わる世界の情勢をふまえ、以下の言葉が贈られました。
「卒業生諸君、ご卒業おめでとうございます。みなさんには今まで始業式、終業式、理事長講座など様々な話をしてきましたが、今日は総集編としてみなさんに話をしたいと思います。
おそらくみなさんの人生で一番大きな転換はAIの進化でしょう。おそらく何十年、何百年の中でも、とても大きな変化が起こっています。
今まで学習は“覚えること”が中心でした。しかし今からは、覚えるのではなく“考えること”が大切です。「AIを使いこなす」ことが本当の学力で、AIを使った専門性、そしてAIを超えた人間性こそが必要とされています。

大きく変容する時代を生き抜く力を身につけてもらいたいと思い、みなさんに教えてきたのがこの3年間・6年間の夢教育です。
【夢の方程式】はいつまでも覚えておいてください。そして夢教育の前提ではなくて、生き方の前提として【夢教育の前提となる人としての生き方・考え方】も覚えておいてください。必ずみなさんの道しるべとなります。

今日は2つ紹介します。1つ目は【人生に起こること 全ていいこと 必要なこと】です。
今回第一志望の進学先に受からなかった人もいるかもしれない。それをネガティブに捉えてしまうのではなく、“この経験があったから、これからの人生をもっと強く生き抜いていくことができるかもしれない”と捉えてみてください。

「人間万事塞翁が馬」です。理事長は10歳の時に母親を亡くし、10歳の時に父親の会社が潰れました。人生最大の不幸でした。でも、その不幸がなかったら今の自分はないと思っています。

そして2つ目は、【人生は一日一日の積み重ね その一日が一週間 一か月 一年そして一生となる 今日という日を大切に 自分を成長させ未来を変え続ける】です。
人間は遺伝・環境・偶然・意思の産物です。つまり、人間は不平等です。しかし、365日24時間という時間だけは平等で、誰もが持っています。
この365日、24時間の使い方で人生が決まります。これからどんな厳しい時代が来ようが、努力した人間は報われます。努力は絶対に裏切りません。ぜひこの【夢教育の前提となる人としての生き方・考え方】を、できれば毎日読んで、みなさんの生きる糧にしてもらいたいと思います。

そして、郁文館夢学園から卒業するみなさんの幸せを心から願っています。この学校はみなさんの故郷です。いつでも戻ってきてください。
健康でありますように。夢が叶う人生でありますように。たくさんの人を愛し、たくさんの人から愛される人生でありますように。心から祈り、私の最後のメッセージとします。
教職員一同、みなさんと共に時間を過ごせて、一緒に学べて本当に幸せでした。感謝しています。
みなさんの健闘を祈ります。卒業おめでとう。」

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
郁文館を卒業後も、夢に向かって努力し挑戦し続ける郁文生の活躍、幸せを教職員一同心から願っております。

この度、グローバル高校では、新しい学校ロゴが完成しました。制作を担ったのは、本校の1年生4名。さらに、卒業生のサポートも受けながら、デザイン、構成、メッセージに至るまで、生徒自身が考え、話し合い、形にしてきた一大プロジェクトです。

生徒と卒業生でつくりあげる一大プロジェクト

グローバル高校は、“世界地図から進路を選ぶ”をキーワードに海外大学と国内大学の両軸で進路指導を行っており、2025年春の大学現役合格実績では「海外大学現役合格率日本1位(※インターエデュドットコム調べ)」を達成。「卒業生の4割が海外進学」 「“4人に1人”が世界ランクTOP100大学に進学」を誇ります。

今回のロゴ制作は、「“世界地図から進路を選ぶ”グローバル高校を象徴するロゴを、生徒の手でつくりたい」という思いからスタートしました。

プロジェクトを任されたのは、将来デザインに関わる仕事をしたいという夢を持つ生徒を中心に、マーケティングに関わりたいという夢を持つ生徒、ビジネスで起業を考えている生徒などの4人です。
制作にあたって生徒たちは、まず学校の理念や歴史、日々の学びを振り返り、「グローバル高校らしさとは何か」「この学校を象徴するものは何か」を言葉にするところから取り組みました。プロジェクトがスタートした時点では入学して約半年だった1年生のメンバー。次第に、グローバル高校をアイビーリーグのような海外TOP大学に匹敵する学校にしたい、そのためのロゴにしたいという思いで一致し、日々の探究活動や定期考査などがあるなか、生徒同士で何度も意見を交わし、形にしては見直す工程を重ねていきました。

デザイン案は複数制作され、校長や学園のブランド広報メンバーを交えたロゴ制作ミーティングでは、それぞれの案について理由や意図を共有。見た目の良さだけでなく、「なぜこの形なのか」「何を伝えたいのか」が常に問われました。限られた時間の中で方向性をまとめていく過程は、決して簡単ではありませんでしたが、その分、一つひとつの要素に生徒たちの思いが込められています。

そして今回の取り組みを後押ししたのが、卒業生の存在です。生徒たちのアイデアを尊重しながら、大学生活の合間を縫って、意味や意図の表現方法など多面的に支え、最後まで伴走してくれました。

 “世界地図から進路を選ぶ”グローバル高校を象徴するロゴが完成!

完成したロゴには、グローバル高校が日々大切にしている価値観と、生徒たちの姿が込められています。デザインの中心となっているのは、本校の理念を表す「7Habits(=本学園の行動指針「7つの約束」「夢7原則」の英語版)」です。ロゴを構成する各要素には、次のような意味があります。


  • デザインの中心に本校の理念を表す「7Habits」を、7本の枝で表現。そして木は、挑戦を重ねながら成長していく生徒の姿を表しています。また、クラスや学年を超えて支え合う関係性や、仲間とのつながりがあることも象徴しています。夢に向かって努力を続ける姿勢を、一本の木として表現しました。
  • 色(ブルー/オレンジ)
    ブルーはHonorsクラス、オレンジはLiberal Artsクラスを表しています。2つのコースは学びの方向性こそ異なりますが、それぞれ夢に向かって努力し、そのなかで大切にしている価値観は同じです。違いを認め合いながら、それぞれの道で挑戦を続ける姿を、この配色で表現しています。
  • 1993
    「1993」は、グローバル高校の創立年です。これまでの歴史の積み重ねの上に、今の学びや挑戦があります。伝統を受け継ぎながら、未来へ進んでいくグローバル高校らしいロゴとして創立年をロゴの中にデザインしました。

  • 星は、生徒一人ひとりの夢を象徴しています。夢はそれぞれ違い、目指す進路も多様です。それぞれ違うデザインの星には、その一つひとつが大切であり、どれも唯一無二であるという思いが込められています。また、同じ空の下でそれぞれが輝くように、互いの夢を尊重し合う学校であることも表しています。
  • 「INVEST IN YOUR CHALLENGES & GROWTH」
    これは、本校が大切にしている「挑戦と成長を通して、自分自身の未来に投資してほしい」というメッセージです。生徒が新しい環境や困難に向き合いながら、一歩ずつ前に進んでいく姿勢を象徴する言葉として、ロゴに刻みました。
  • 円形のフレーム(地球)
    円形のフレームは地球をイメージしたもので、生徒一人ひとりの物語が広がっていく舞台としての「世界」を表しています。国内にとどまらず、世界へ視野を広げて学び、将来の進路を考えるグローバル高校の姿勢を象徴する要素です。
  • リボン
    リボンは、努力の先にある成果や達成を表しています。挑戦したことが経験として積み重なり、自分の強みや自信につながっていく。その積み重ねが、次の挑戦を後押ししていく。この前向きな循環を表現しています。


プロジェクトを振り返って生徒にインタビュー

ロゴ制作を振り返り、生徒たちは「最初はグローバル高校らしさが分からず、何を入れるべきか悩んだ」と率直に語ります。一方で、話し合いを重ねる中で、「“夢をかなえるための行動指針”七つの約束や夢7原則を意識し、一人ひとりが自分のなりたい姿や夢に向かって活動・挑戦していること」「クラスや学年の垣根を超えて互いにコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨していること」など、学校生活の中にある“らしさ”が見えてきたとも話していました。

また、ミーティングで自分たちの案を発表する経験を通して、「伝え方の大切さ」を実感したという声も。相手に納得してもらうためには、デザインの良し悪しだけではなく、その背景にある意図や狙いを言葉で説明し、伝わるデザインが必要。今回の取り組みは、そのことを学ぶ機会にもなったようです。


プロジェクトを振り返って卒業生にインタビュー

卒業生は、校長先生から直接電話で相談を受けたことがきっかけだったそうです。

「生徒が中心となってグローバル高校のシンボルとなるロゴを作りたいから卒業生として力を貸してほしい。という話を聞いて、ぜひ力になりたいと思いました」と語りました。関わっていくなかで、後輩である生徒たちが主体的に考え、表現する姿に強い手応えを感じたといいます。

制作は、対面での打ち合わせだけでなく、Zoomなどのオンライン会議も活用しながら進行。
ロゴのフォントや色のバランス、全体の印象について、生徒たちと何度も意見を交わしたといいます。

特にこだわったのが、文字のフォントや太さと話します。
「格式を感じるフォントも試しましたが、ロゴとしてのインパクトや星の存在感も大切にしたいという話になりました」と、試行錯誤の過程を明かしました。

また、ロゴの背景にある地球のモチーフも、途中から追加された要素の一つです。
「学内で実施される海外大学説明会や、海外大学に進学する人も多い点がグローバル高校の強みだと感じています。そこでグローバル高校独自の学びや発信を考えると、“世界”を感じるモチーフはやはり入れたいという話になりました。」

現在はTemple大学で勉学に励む卒業生。「卒業後も、大好きなグローバル高校に関われて貴重な経験ができました。この経験も全て力に変えて、“高校生の頃から挑戦したいと思っていたアートの世界で人の役に立つ仕事をする夢”に向かって進んでいきたいです。」と話してくれました。


完成したロゴのペナントを初めて見たプロジェクトの生徒たちは「自分たちが卒業した後も、このロゴがグローバル高校のシンボルになってくれたらうれしいです」と語りました。そして、このプロジェクトメンバーを中心に、学校全体でこのロゴ製作にかけた思いを、しっかりと後輩たちに引き継いでいきます。

制作に携わった生徒たちは現在、「1人1校1年間留学」*で新たな挑戦を続けています。今回の経験も力に変えながら、留学先でさまざまな体験をして、1年後、より夢に近づいた姿で再会できることが楽しみです。
*1人1校1年間留学:2026年度入学生より選択制となりました。詳細はこちら

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約1か月間、紀伊国屋新宿本店3階アカデミックラウンジにて図書委員会有志役員による『ぼく・わたしの推し本』展示が実施されました。

中学生・高校生併せた8名が、実際に紀伊國屋新宿本店を訪れて「この本、読みたい」「郁文生にも読んでほしい」と選んだ本が展示されました。ここに展示しきれなかった選書は図書館内の特別展示コーナーで展示されています。

選書ツアーに出かけた際は、新宿本店のフロアの広さや本の種類の多さに大興奮!ワイワイ友達と選ぶ生徒もいれば、集中して本を選ぶ子も。

選書タイム終了後は、書店員さんによるPOP講習会もしていただきました。色づかいや文字と絵のバランスなどコツを教えてもらいました。いざ制作してみると、これがなかなか難しい…。一言もしゃべらず真剣です。
実は、図書委員会が学校を飛び出して活動するのは今回が初めて。生徒たちの弾けるようなワクワクした様子がとても印象的でした。
今後も活動の幅を広げ、生徒が楽しみながら成長できる図書委員会を目指します。そして、生徒たちがもっと本に触れ、本を好きになるきっかけを全力でサポートしてまいります。

グローバル高校では、「1人1校1年間留学」*を教育の柱の一つとして実施しています。先月2年生の生徒たちが無事に帰国し、その学びと成長を共有する留学報告会を開催しました。

この留学報告会は、毎年有志の生徒による運営委員会が中心となって企画・運営を行っています。
今回は、それぞれの留学経験を「挑戦と成長の“映画”」になぞらえ、生徒一人ひとりの留学ストーリーを発表し、参加者や観客の投票によって優秀賞を決定する形式で実施しました。レッドカーペットを模した華やかなオープニングからスタートし、ドレスアップした生徒たちがレッドカーペットを歩いて登場する演出もあり、会場は大いに盛り上がりました。
企画立案から当日の運営、そして発表に至るまで、すべてを生徒自身の手で行い、約1年間にわたる留学生活を振り返った今回の留学報告会。今回は、その当日の様子をお伝えします!

*1人1校1年間留学:2026年度入学生より選択制となりました。詳細はこちら

 まるで海外!? 留学報告会

留学報告会は、2年生の生徒によるMC進行のもとスタートしました。冒頭では映像を交えながら、留学生活の様子を紹介。異なる文化や学習環境の中で過ごした日々がスクリーンに映し出されました。

続いて行われたのは、各生徒によるプレゼンテーションです。生徒たちは帰国後に作成したポスターを用い、自身の留学先での学びや探究内容について、日本語・英語の両方で発表しました。
Honorsクラスの生徒はアメリカへ、Liberal Artsクラスの生徒はカナダ・ニュージーランドへと、それぞれ異なる現地校に通い、知り合いもいない、日本語も使えない環境の中で約1年間を過ごしました。孤独と向き合い、度重なる困難やチャレンジを乗り越えていく中で、生徒たちは大きな成長を遂げてきました。

 

報告会の後半には、ニュージーランドのマオリ族による伝統的民族舞踊「ハカ」のパフォーマンスや、代表生徒による発表が行われました。
アメリカ・カナダ・ニュージーランドの各留学先ごとに、投票によって選ばれた代表生徒が登壇し、「成長と挑戦」の日々を振り返りました。楽しい経験だけでなく、困難を乗り越えたからこそ得られた学びが、言葉に込めて語られました。

発表の中では、これから留学に向かう後輩たちに向けたメッセージや、留学生活の中で直面した困難との向き合い方について、実体験をもとに語られる場面もありました。思うようにいかない時期であっても、環境を変えたり、周囲に助けを求めたりすることで乗り越えてきたという言葉は、多くの後輩の心に響いたことでしょう。
「この365日間は、一生忘れられない宝物になった」そうした言葉とともに、多くの人に支えられて留学が実現したことへの感謝の気持ちも語られました。

また、アメリカに留学した生徒からは、留学中に取り組んだ探究活動についての発表もありました。日本の空き家問題をテーマに、「スクラップ・アンド・ビルド」から「リユース」への転換という視点で研究を進め、留学先で実際の現場に関わりながら学んだ経験が紹介されました。留学で得た学びを社会課題と結びつけ、行動へとつなげていく姿は、留学を控えた後輩たちにとって大きな刺激となったことでしょう。
海外での1年間の留学は華やかに見える一方で、帰国を考えるほどの苦悩や葛藤と向き合う時間もあったと語られる場面もありました。そうした経験を乗り越えてきたからこそ紡がれる言葉の一つひとつが、会場に集まった人々の心に深く響く時間となりました。

クロージングでは、支えてくれた家族や教職員への感謝の気持ちが改めて伝えられ、留学報告会は温かな雰囲気の中で締めくくられました。
各地での経験を経て、大きく成長した2年生。グローバルに視野を広げ、今後も世界地図を舞台に自らの未来を切り拓いていく生徒たちを、教職員一同、これからも全力でサポートしてまいります。

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