文化祭が終わり、化学部も高校二年生が役職から引退し、高校一年・中学三年を中心とした新体制になりました。研究グループも組みなおされ、新たに7グループ体制で来年の学会発表、そして文化祭に向けて研究を進めていきます。

毎年、この時期には大学祭に併せて大学見学を行っていますが、今年は日程が合わなかったため、久しぶりに科学館見学に行きました。

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11月22日、本八幡にある千葉県立現代産業科学館の見学に行きました。ここは、千葉県の主力産業である工業、特に鉄鋼・石油・電気産業の歴史や現在の先端技術について学習できる科学館です。今回はシャボン玉やタマムシに見られる「構造色」について、実際に展示を見ながら理解を深めました。

シャボン玉を作って、表面の色を観察しているところです。

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中央はステンレスでできた「花」です。色素で染めたわけではなく、表面の酸化皮膜によって色が出ます。

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フラッシュを焚いて写真を撮ると、非常に鮮やかな色が観察できます。

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午後は体験型展示で楽しんだり、液体窒素の演示実験を見学したりしました。

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ベルヌーイの定理を体験しています。

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液体窒素から煙(細かい氷の粒)が出ているのがわかるでしょうか。

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文化祭でもご覧頂いている液体窒素の演示実験ですが、新たな実験のネタも発見することができました。来年にはお見せできるかも知れません。

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今回は中学一年生と上級生のペアで展示を見て回りました。日頃、一緒に活動することのない別の研究グループの先輩との交流により、部全体の絆も強まったようです。今後も定期的に校外への見学をしていきたいと思います。

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