釣り部では、今年も2団に分けて、8月に静岡県賀茂郡河津町において、夏合宿を行いました。

6・7月は雨に降られ、例会がなかなか実施できない状況でしたので、久しぶりに釣り場に立つ生徒も多くいました。

合宿は、集団生活を通して部員同士で協力する姿勢を育むことや、普段はなかなか訪れることのできない釣り場で釣りを楽しむことを目的としています。

初日の夕方と、2・3日目の朝は河津川でのアユのエサ釣りを行いました。

第1団・第2団とも、2日目まではアユの食いも渋い様子でダボハゼばかり釣れていましたが、3日目の朝にまとまった釣果が得られました。

エサ釣りで釣れるアユは友釣りのそれとは違い、小型が中心ですが群れでいるため、数が釣れることが特徴です。2時間ほどの釣りで30尾近くを釣った生徒もいました。

2日目午後の堤防釣りでは、ウキフカセ釣りや投げ釣りに挑戦し、長い竿と格闘する中、カサゴやシロギスなど、多彩な魚種が顔を見せてくれました。

釣り場の清掃やなど、釣りマナーも実践しています(一部、針を飲んでしまった小さい魚は、キープしています)。

両団ともに大きなトラブルもなく、行程を終えられたことは何よりでした。

部員同士でどうしたら釣れるか教え合う場面もあり、クラブ活動として釣りを行う意義を再認識できた釣行でした。

釣った魚たちは、最終日に希望した部員が持ち帰って家で美味しくいただきました。

次年度は全員(例年、参加者数は50~60名)が一堂に会して夏合宿を行えるよう、合宿地の変更を行います。

民宿の方をはじめ、地域の皆様には今までお世話になりました。ありがとうございました。

また、夏合宿などの活動の様子は文化祭にて展示・冊子配布いたします。ぜひ、ご覧ください!

(釣り部顧問)

9月2日、始業式の後、東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学を専攻されている安藤大輔先生の講演会を実施しました。

中学3年生以上の希望者が対象でしたが、当日は149名が参加し、理学部と工学部の違いや材料科学の魅力、先生ご自身の進路選択などのお話をうかがうことができました。

各材料が、その特性をどのように活かして製品となっているかといった具体的な話はもちろんのこと、受験科目としての英数理以外の科目の大切さにも話が及び、講演会の中では質問しきれなかった生徒が終了後にまで残っている状況となりました。

参加者にとって刺激的な時間であったことを嬉しく思います。

中学生にはまだ難しかった部分もあったかと思いますが、講演内容が学校の授業内容と繋がってくる日がすぐに来ますので楽しみに待っていてくださいね。

(進学指導部)

さる8月22日(木)、順天堂大学にて、2024高大交流事業プログラムStageⅡが実施されました。

今回は、整形外科医の髙澤 祐治 先生から、「スポーツと医学の架け橋への挑戦ーカギを握るスポーツドクター」というテーマで、ご自身の経験に基づくスポーツドクターのあり方・選手との関わり方やスポーツと医学の未来などについてお話をしていただきました。

途中グループディスカッションも交えながらの参加型講演会として行われ、運動部に所属する生徒を中心に、医療とスポーツとの関係、選手への怪我の告知等について具体的な質問が出されました。

その後、研究棟での施設見学や、診療放射線実習棟の見学を行いました。

今年度のプログラムでは臨床医以外の、研究医・病理医や医師以外の医療従事者の先生のお話もたくさんうかがうことができ、チーム医療の大切さを学ぶことができたと思います。

この経験が、医療従事者になることを志す皆さんの日々の学習モチベーションや将来を考える一助となってもらえれば幸いです。

(進学指導部)

8/20,21の二日間にわたり、本校でT-REXカップが開催されました。

T-REXカップは毎年夏に開催される交流大会で、今年は都立小山台、都立武蔵野北、都立東大和南、秀明八千代、城北の6校が参加しました。

大会結果

1日目 vs秀明八千代 114-34で勝利

vs都立武蔵野北 80-42で勝利

2日目 vs都立東大和南 68-89で敗北

vs帝京高校   69-74で敗北

2日間で4校と対戦し、結果は2勝2敗で3位となりました。

強豪校を相手に試合をし、夏の成果を確認する良い機会となりました。

次は9月に行われる私学第10支部大会に向けて頑張っていきます。

 

(高校バスケ部顧問)

地理部では2018年に東日本大震災の被災地,宮城県石巻市で夏合宿を行いました。また,2023年の夏合宿でも東松島市と石巻市を訪れました。継続的に被災地を訪れることで,地震と津波による被災と復興の状況を学び,その教訓を後世に生かせるように取り組んでいます。また,地理部OBの活動として,毎年8月に石巻市で復興支援活動を行っています。今年は8月27日に大学1年生から社会人まで,総勢20名の地理部OBが参加し,6年前から続く「森づくり」を行いました。城北生時代の思い出や大学生活の話を交えながら楽しく活動してきました!!

 

地理部がボランティア活動している場所は「石巻南浜津波復興祈念公園」です。

6年前の夏合宿で出会い,毎年お世話になっているNPO法人「こころの森」の代表の方から,復興の現状や当日の作業の説明を伺いました。

 

はじめの作業はクロマツの間伐です。このクロマツは6年前の夏合宿で当時の地理部員たちが種播きをしたものです。地元の方が毎年植樹して下さり,立派に成長していました。間伐をすることで,より強く大きく育つように整えました。

 

次にヤマナラシという木の苗を植樹しました。ヤマナラシは日本固有の落葉広葉樹で,街路樹などによく利用されています。数十年後にはこの場所も緑豊かな森になっていることでしょう。楽しみですね!!

 

午後は花壇の草取りです。今夏も暑い日が続き,花壇は雑草だらけでした。

 

地理部では今後も石巻の復興を応援し続けていきます!!OBの活動にも是非ご注目を!!

(地理部顧問)

9月1日(日)、本校で、東京都中学校柔道新人大会第4ブロック予選が行われました。

団体戦は第3位でした。個人戦は最激戦の50kg以下級で奧村奏太君(中2)が優勝しました。

個人戦では、毎回50kg以下級が最も出場者が多く、小学校からの経験者も多い階級なので、これまで上位入賞は困難でした。城北で、50kg級で優勝したのは、奧村君が初めてです。彼は城北中入学後に柔道を始め、競技歴はわずか1年半ですが、毎日休まず練習を重ね、着実に力をつけてきました。1年生もこれを見習って、継続の大切さを、今後体験して欲しいと思います。

入賞者は以下の通り、学年は全て中学2年です。

50kg級 優勝 奧村奏太  3位 大津蒔熙

55kg級 3位 下島勇午

66kg級 3位 廣井遥大

81kg級 4位 春田悠樹

(柔道部顧問)

8月26日(月)〜29日(木)の日程で令和6年度・第31回東京私立中学高等学校ハンドボール大会が行われました。中学生にとって最後の大会であり、この大会での優勝を目標に3年間頑張って来ました。

初戦の相手は麻布。怪我人もいて十分に練習は出来ていませんでしたが、試合が始まると冷静にプレーし、初戦ながらも危なげなく28-19で勝利。2回戦は獨協。この試合も最後までよく走り42-23で勝利。準決勝は昨年度優勝の開成。序盤から緊張感のある展開が続きましたが、最後まで集中力を保ち、20-17で勝利。決勝は一昨年度優勝の明星。準決勝での疲労もあり、前半は押され気味でしたが、諦めずに得点を重ね、ハーフタイムへ。直後に雨が降り出し、本部より試合続行不可能、両校優勝という判断が下りました。最後まで試合を行うことは出来ませんでしたが、12年振りの優勝という形で最後の大会を終えることが出来ました。

結果も大切ですが、それ以上に選手たちは一つ一つの試合に対してよく頑張っていたと思います。また、今大会も含め3年間で大きく成長出来たと感じています。最後に、今日まで応援して下さった保護者の皆様、ありがとうございました。高校生になってからも引き続き応援の程宜しくお願い致します。

(中学ハンドボール部顧問)

城北百人一首部は夏休みも練習・合宿・大会と目白押しで充実していました!

①校内夏合宿

8/6~8に恒例の校内夏合宿を行いました。1日5試合!


中日には保護者クラブ参観を実施し、日頃の練習の成果を披露しました。


夕食後は勉強時間(文武両道で頑張ります)

②他校・他会を招いて、城北柔道場で合同練習会を開催しました。

③職域団体戦(D級)に出場しました。学校・職場対抗で戦う5人制団体戦です。城北は決勝戦まで勝ち進み、惜しくも準優勝でした。

 

④大会(個人戦)も開催され、多くの部員が昇級を目指してそれぞれの級で出場・健闘しました。

(百人一首部顧問)

全国中学生大会の報告です。

第18回全国中学生少林寺拳法大会が

8/23〜25 にかけて,岡山県で開催されました。

開会式の様子

 

全国から811名の拳士が参加し,

城北からは単独演武,組演武,団体演武の3つの部門に出場しました。

 

結果は

男子単独演武 出場

男子組演武 準決勝進出

男子団体演武 第4位

となりました。

 

この大会中にも刺激を受け,更に演武の勢いが増しました。

11月のオールジャパンへの推薦枠を頂けたことで,次回は高校生たちと一緒に全国遠征に向かいます。

引き続き応援宜しくお願い致します。

(少林寺拳法部顧問)

広島合宿もいよいよ最終日となります。この日は近代史という今回のテーマとは少し離れて、宮島に上陸し中世の文化などについて学習し、東京へ帰ります。

 

まずは宮島にフェリーで渡り、厳島神社を参拝しました。

厳島神社の御祭神は天照大御神と素盞鳴尊が高天原で剣玉の御誓をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けており、特に平清盛が篤く信仰したとされる、大変歴史ある神社です。この神社の特徴は、言うまでもなく海上にあることです。幸いこの日は晴れており、また満潮に近い時間帯だったこともあって赤い鳥居が大変美しく見ることが出来ました。その後は神社内の各所を周ってから神社を出てすぐの宝物館に行きました。ここには平安時代以来奉納されてきた厳島神社の260点もの宝物が収められており、源平時代の鎧などいくつかの代表的な作品を見ることが出来ました。

 

そして、最後に豊国神社(千畳閣)を参拝しました。この神社は豊臣秀吉を祀っているとされています。神社の建物は全体的に吹き抜けの構造となっており、海が見えるほか全体的に風がよく通るようになっており、暑い日でも大変涼しい場所でした。また、実際江戸時代には人々の交流、納涼の場としても親しまれていたようです。

 

その後、よく涼んでから再び港に向かい、本州に戻りました。昼食は、スケジュールの都合で駅弁を注文して購入し、新幹線の中で頂くこととなりました。

 

そして、14時3分、定刻通りに新幹線に乗り込み、東京に帰路に着くことができました。幸い、大変暑い中ではありましたが4日間を通じて天候にも恵まれ、また大きな怪我や事故、病気なども無く無事に合宿を終えることができました。今回の合宿は、顧問の先生、OBの先輩方、ガイドの方、保護者の皆様方、その他大勢の方の協力があって無事に完了することができました。ここに感謝申し上げます。

 

歴史部では、これから文化祭に向けて、模型の制作や文化祭に向けた資料作りを行います。もし城北の文化祭にいらっしゃいましたら、是非歴史部のブースにお越しください。皆様の来場、心よりお待ち申し上げます。

 

(高2 部員)

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