3学期の5年生世界史の授業では、14~18世紀のアジアの様子を学習しています。2月3日の(水)の授業では、学習範囲がオスマン帝国の話だったため、主にコンスタンティノープルの陥落を取り上げて授業を行いました。千年以上もローマ帝国の中心都市であり、幾度もイスラーム勢力や、北方の勢力の侵攻にも耐えたコンスタンティノープルが、敵軍の手に落ちた理由などを生徒と一緒に考えました。「陥落の決定的な要因は何だろう?」「人間の作ったものなんてそんなものだ!」など様々な意見を交わしながら授業を展開しました。一つ一つの事実は無味乾燥かも知れませんが、人間らしさやその時代の人々の失敗を伝え、生徒たちと意見を出し合いながら考えてみました。「そんなバカな!」なんて話が続くコンスタンティノープルの陥落については、生徒たちが歴史への興味やその見方を身につけるのに最適な話でした。(授業担当者談)

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