Jul_29_2016
Jul_29_2016
Jul_29_2016
Jul_29_2016
Jul_29_2016

語学研修5日目。8時過ぎくらいから生徒はM1教室に登校してきました。ステイ2日目の様子を聞くと、「一昨日はデリバリーだったが昨日は豚の丸焼きが出た」と答える生徒もいれば、「昨日もまたピザでした」と答える生徒も。ホストファミリーもさまざまですね。さて、8時半過ぎには全員集合。本日の授業が始まります。

Period1は9:05から。昨日、持ってくるようにとの連絡があった新聞紙とビニール袋を使うようです。生徒たちは新聞紙で球を作り、その中に紐を入れます。それをビニール袋に包み細い紐で縛ります。紐の出た、球形をしたビニール袋が出来ました。一方で男子生徒は、1つの新聞紙の束を堅くくるくる巻きにしました。これで、球と棒が出来ました。どこかでみたことあると思ったら、これは昨日のマオリ・ショーの中に出てきたスティックとボールですね。

Period2です。女性のダンスは「ティティトゥーリア」、男子の踊りは「ハカ」と言います。ラグビーのニュージーランド代表が試合前に踊るダンスとして有名です。この時間ではスティックを使ってリズムに合わせてスティックを投げ合いながら自分たちの考えた英語を言い合うというアクティビティを行いました。午後の文化交流の授業の前に、ティティトゥーリアに似た動きを練習しておこうということですね。授業の後半に男子2つのグループが実演しましたが、さすが2年生、井上君と藤原君はクオリティが高かったです。(ちなみに、藤原君ですが、、携帯電話が壊れてしまったようです…なんでも昨日のオークランドミュージアムで呪いの石に触ったからだ、と言っていますが、藤原君自身はとても元気です!)授業の最後には、昨日もやったジェスチャーゲームと、ポスターにオークランドミュージアムにあった絵を書きました。

ローズヒルカレッジでは休憩時間が2回あります。Meal break1は11:00~11:30まで。このbreakの時間に生徒はホストファミリーが作ってくれたランチを食べたり食堂に行ってお菓子を買ったりしていました。

Period3も引き続き英語の授業です。Dinosaur(恐竜)-big(大きい)-scary(怖い)-terrible(すごい)や、volcano(火山)-red hot-huge(とても大きい)、Carvings((マオリの)彫り物)-fierce(獰猛な)などの言葉をたくさん学びました。その後、前の時間に描いたオークランドミュージアムのポスターを引き続き描きました。全体でポスターの絵をシェアした後、ジェスチャーゲームに似たゲームをやりました。ゲームの中身ですが、グループの1人の生徒は声を出すことできませんが、答えは知っています。その生徒はしゃべらず、絵だけ描きます。その絵を見て、ほかの生徒が単語を思いつき、その単語を組み合わせて文章を作り、早く正解したチームの勝ち、というゲームです。”love”を表すのにハートマークを書いたり、不定詞のtoを表すのに数字の”2”を書いたりと、生徒は創意工夫して英単語を表現していました。

英語クラスの後、12時40分からのPeriod4では歓迎式が行われたMoemoeaの教室でマオリの文化をバディと共に学びました。マオリ文化には色々なものがありますが、今年も男子がハカ、女子はティティトゥーリアを学びました。独特な動きに最初はぎこちない動きだった生徒も、繰り返していくうちになかなか様になっていきました。女子のティティトゥーリアも昨日のマオリパフォーマンスの中にあったのですが、太鼓のバチのような棒を2本使って、歌に合わせてリズムを取り、ときに向かい合った人とバチを交換するなどの動作を練習しました。傍目に難しそうな動作ですが、女子も覚えが早いようで、起用にバチを扱っていました。最後に男女ともにハカ、ティティトゥーリアといマオリの伝統芸能を互いに披露しました。なんと本番では塚本君が先頭に立ってハカを披露。大きな拍手が起こりました。

Meal Break2のランチタイム後は本日最後のイベントである体育の時間。生徒は体操着に着替えて体育館へバディと共に向かいました。まずは準備体操。準備体操と言っても、体育館を10往復、その後腕立て・腹筋・背筋をそれぞれ30回やるようにと先生から指示があり、これだけで相当疲れてしまいそうな運動をしました。今日のメインはベンチボール。日本でいうポートボールのようなスポーツです。まずは2チームに分かれ、それぞれのチームの陣地内後方に平均台で作られた台があって、そこには相手チームの選手が3人立ちます。そして、スタート共に体育館真ん中に置かれているボールを取りに行き、取ったボールを自陣内から相手陣地内の台の上にいる仲間目がけて投げます。仲間が取れば、投げた本人もその台に立ち、最終的に投げる人がいなくなったら勝ち、というゲームのようです。もちろん、自陣内にいる選手に向かって投げられたボールはたたき落とされたり、ボールで迎撃されたりして阻まれます。ということで、なかなかボールを仲間にとってもらえません。生徒達は必死にボールを投げ、取ろうとしますが、相手方の妨害でそう簡単には上手くいきません。女子は相手方に投げるのも大変そうでした。しかし、みんな思いっきりやって非常に楽しそうでした。

本日のプログラムはこれで終了です。生徒はホストファミリーの元へと帰宅しました。明日、明後日はホストファミリーとの週末です。「どこかに行く予定があるみたいです」と言っている生徒もいました。ホストファミリーは生徒のために色々考えてくれているようです。ホストファミリーと楽しい週末を過ごしてほしいものです。そして、月曜日にはその様子を教えてくれることと思います。

ページ
TOP