Mar_01_2017
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本日3月1日(水)、平成28年度第55回卒業証書授与式(卒業式)が行われました。天候に恵まれ、梅の花の香りもする、この良き日、午前10時より本校体育館において卒業式が、厳粛な中にも盛大に行われ、359名の生徒が本校を巣立ちました。

卒業生が式に先立ち、9時50分より多数の保護者と2年生の大きな拍手の中入場しました。教務主任の大桃先生により開式のことばがあり、卒業式が始まりました。

国歌斉唱の後、卒業証書授与。卒業生359名を代表して、総代の三橋愛子さんが校長の奥秋先生から卒業証書を受け取りました。その後、賞状・賞品・表彰状が授与されました。まず、学長賞(学業部門)は阿部未奈さん、校長賞(学業部門)に大森星奈さん、優等賞13名を代表して大貫明日香さん、皆勤賞58名を代表して中田小春さんが表彰を受けました。続いて、日本私立中学高等学校連合会会長賞に志村裕樹くん、山梨県高等学校文化連盟賞に窪田有希くん、山梨県高等学校体育連盟優秀選手賞に大和田隼風くん、日本大学明誠高等高校後援会会長賞に鈴木菜穂さん、日本大学明誠高等学校同窓会会長賞に佐藤沙樹さんが順に登壇し表彰されました。この他に精勤賞が99名との発表もありました。

卒業式はこの後に校長式辞、日本大学学長告示、来賓祝辞、県知事メッセージ・祝電披露と続きました。奥秋校長は3年生の学校生活を振り返りつつ、日本大学学祖山田顕義先生が恩師吉田松陰先生からいただいた「志を立てるには、人と異なることを畏れてはならない」、「いたずらに時を過ごしてはならない」、誠の心の大切さをお話しし、さらに本校の初代校長の永田菊四郎先生の「真剣の前に不可能はない」、「至誠一貫努力は天才を凌駕する」ということばを送り、今後卒業生が目標をもって、何事にも挑戦することの重要性を説かれました。その後校長先生は詩人高浜虚子の歌「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」を引いて、若者のみが持つエネルギーを存分に発揮し、果敢に挑戦してほしいとおっしゃっていました。

また、日本大学学長の告示を代読した日本大学スポーツ科学部の小山裕三学部長は、卒業生にあらためて思い出してほしい言葉として、日本大学の理念である「自主創造」を挙げていました。時代の大きな流れの中で自分の物差しを持ち欧米からの学びを基に日本の法律を創造した学祖山田顕義伯爵の精神を引き継ぎ、何事にもチャレンジする気持ちを大事にしてほしいとおっしゃっていました。歴史的にも大きな転換期を迎えた現代だからこそ、「自主創造」を忘れずにいてほしいと力説されていました。また、日大明誠高校後援会(保護者会)の長田会長から祝辞を頂きました。「日本大学明誠高等学校の卒業生としての誇りを持ち、規則正しい生活のリズムを身に付け、健康に気を付けて新しい生活に臨んでほしい」とおっしゃっていました。続いて同窓会の髙橋会長より祝辞を頂きました。髙橋会長からは、「皆さんは卒業後、同窓会会員になります。そこに集う2万人の仲間に参加し、大勢の先輩と接してください。また皆さんが将来結婚し子供ができたら、ぜひ母校である日大明誠高校へ入学させてください」というものでした。

続いて、司会の大桃先生から県知事のメッセージと祝電が読み上げられました。次に、卒業記念品目録贈呈へと続きました。卒業生を代表して金子瞬大くんからテント12張などを学校へ贈呈するという目録が読み上げられ、奥秋校長よりお礼の言葉がありました。

ここで、卒業式のクライマックスを迎えます。若林生徒会長から3年生へ送辞がありました。送辞の中で若林さんは、「いつも先輩方はそばにいました。文化祭・体育祭などの大きな行事では、積極的な先輩たちのおかげで昨年には無かった後夜祭やユニークな選手宣誓が生まれ、いずれも大盛況のうちに終了することができました。先輩たちがいなくなると思うと心にぽっかり穴が空いたような気がしますが、先輩方が築き上げてきた伝統をしっかりと引き継ぎこの学校をさらに素晴らしいものにしていきたいと思います」と力強く述べました。今度は3年生を代表して堀田真紗さんが答辞を読み上げました。堀田さんはユーモアを交えた見事な答辞を披露しました。はじめは学校生活の思い出を振り返りました。次に、3年生の思い出。さらに、明誠高校の中でしか体験できないケンブリッジ留学とニュージーランド語学研修。最後に、両親に向けてのメッセージ。そのどれもが、「感謝」という言葉に集約されていました。「ありがとう」という言葉を堀田さんが言うたび、感極まって泣いてしまう3年生がたくさんいました。高校3年間で学んだ様々な経験を活かし、今後も活躍してほしいと思います。

そして、校歌斉唱。こんなに大きな校歌の歌声が体育館に響いたのはいままでなかったと思えるほどでした。3年生の列の中には涙を流しながら大きな声を上げている生徒もたくさん見られました。

みんなの拍手に送られ3年生が退場。3年生は最後のホームルームに向かいました。3年生の保護者も教室に入って最後のホームルームを見守りました。各クラスでは担任の先生からひとりずつ卒業証書が贈られ、最後の先生からの話を聞いて、教室を後にしました。

卒業生たちはなかなか学校を後にせずに、友達や後輩、先生と写真を撮ったり、話をしたりして校内からは賑やかな声があふれていました。部活動の仲間が集まって最後のお別れをしている場面もありました。また、終了後、卒業生と卒業生の保護者が何名か、来年度の学校紹介DVDの収録に協力していただきました。

素晴らしい卒業式の余韻を胸に、教職員、保護者などの参加者は謝恩会に出席するために、会場となる京王プラザ八王子に向かいました。

3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。私たちはみなさんのこれからの活躍を期待しています。あたらしいステージで夢や理想を求め前に進んでいってください。


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