Feb_08_2016

本日、3年生は日本大学明誠高等学校第3学年特別講座Ⅰとして「18歳選挙について」の講演を聴きました。昨年6月の公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、今年の6月より年齢が満18年以上満20年未満の者が投票できるようになりました。3年生も投票できるようになるということで、この演題となりました。

講師として講演をして下さいましたのは、読売新聞東京本社 編集委員の渡辺嘉久先生です。先生は記者として様々な担当を経て、得た経験を交えて生徒に「18再選挙について」話して下さいました。

まず選挙権の推移を歴史を踏まえながら話して下さいました。そして、投票に行くことの重要性を少子高齢化に関係して、高齢者の方が選挙に行き、投票率も高い、それに対して若者は投票に行かず、投票率も低い。結果として選挙や政治に高齢者の意見が反映されやすくなる。これは若者にとっても人ごとではないと教えて下さいました。

次に、生徒はそれぞれ各年代や性別に分かれて、意見を考え、それぞれ代表が意見を発表し、各年代や性別で意見の多様性があることを認識しました。そして少子化の解決策として、A案:保育園を増やす、B案:地域で支え合う、C案:働き方を変える、の3案が提示され、どれが良いか意見を全員に付せんに書かせてホワイトボードに貼って模擬投票を行いました。そして、先生は生徒にどの案に賛成か、その理由はなどを聞いていました。結果はC案が一番多かったようです。

講座の最後に生徒代表が先生にお礼の言葉を述べて、終了となりました。

講座を終えて、学年主任の金箱先生は「生徒は良く聞いてくれたいました。模擬投票の付せんにもかなりコメントを書いている生徒もいて、選挙というものを身近に感じてくれたのではないかと思います。」と今回の講座で生徒は選挙への関心が高まったと話してくれました。

高校の公民の授業でも選挙については扱いますが、今回のように身近な例を用いて、お話が聞けると、生徒もより良く理解が出来たようです。3年生は今年の6月からは選挙権を得るので、今後も選挙や政治に興味を持ってほしいものです。

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