Dec_15_2015

こんばんは。今日は3年生の特別授業について紹介致します。特別授業とは、3年生対象で、自分の好きな科目を自由に選択できるものです。化学実験や大学の内容を題材にした授業、家庭科のお菓子作りなどユニークなものばかりです。今回3つの特別授業を紹介します。新井先生による大学で使う生化学、上野原消防署によるAED講習です

〈小泉先生による大学でのレポートの書き方〉
大学とはどういうとこかという内容からスタートしました。生徒達は楽しい大学生活を想像しながら、話に聞き入っていました。高校と大学の決定的な違いは自分で物事を考え、自分の意見に責任を持つことだという話を聞くと、生徒達はなるほどとうなずいていました。レポートも同じで、自分の書くことに責任を持たなければならないという話がありました。今回学んだことは大学でレポートや論文を書くときに必要になると思います。

〈新井先生による大学で使う生化学〉
この講習では高校で身につけた「生物」が、大学に進学する中でどのように専門化していくか、そして高校・大学での学習が社会のどのような場面で使われているかということについて学習しています。
今日の授業では、お酒について学ぶ「醸造学」を切り口にして、「糖質」とはなにかということを生物と科学を交えながら学びました。お酒を造る作業の中でアルコールが生成される前に、必ず「糖」ができる段階があるという話から始まり、グルコースについて大学で学ぶような高度な知識を用いながら授業が展開されました。話の中では大学での具体的な研究内容についての説明もあり、生徒たちはかなり興味深げに授業に耳を傾けていました。この特別講座で、大学で勉強することのイメージをある程度持つことができたのではないかと思います。ぜひ、特別講座を無駄にせず、大学での勉強の架け橋にしてくれるとよいですね。

〈AED講習〉
上野原消防署でAED講習を行い、職員の方が親切に指導してくださいました。指導していただいた宇山さんと講習を受けた生徒にコメントをいただいたので紹介いたします。
指導員の宇山さんのコメント
「AEDを使用できるようになったり、そういう場面に遭遇した時に落ち着いて対応できるようにこの活動を広めていきたいと思っております。そのために多くの方に受講していただきたいと考えています。」

講習を受けた佐久間 天也君のコメント
「この講習で誰かが倒れたとき、ただAEDを使うだけでなく、倒れている人を発見してから、AEDを持ってきてもらうまでの時間に何をすべきかを知ることができました。AEDが来るまで、また使用後も患者の意識が戻るまでずっと心臓マッサージと人工呼吸をします。人形を使って実際に心臓マッサージと人工呼吸を行ったのですが、これがかなり大変で体力を使いました。講習を受ける前の自分なら、誰かが倒れたとき、AEDが来るまで何もできずにただ悔しかったでしょう。ですが、実際に体験することによって自分に何ができるか明確に分かります。処置の1分1秒の遅れが救命率の低下につながります。AED講習では、救命のプロが来るまで、自分に何ができるかを教えてくれます。みなさんも機会があれば一度受けてみてはいかがでしょうか。」

この他にも様々な特別授業が行われています。これから受講する3年生は一つでも多く身につけられるように頑張ってくださいね。

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