rikkyo school in england

 

2013年度 1月編入 小学部/中学部/高等部 編入学試験
(海外居住者または赴任予定者対象)

出願期間:2013年10月11日~10月18日(必着)(⇒募集要項等一式

小学部5/ 6年、中学部1/2年、高等部1年それぞれ若干名

一次:書類審査、二次:筆記試験、面接

日本受験:11月10日(日)於 立教大学
英国受験:日程は1次試験合格後相談

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夏になると、太陽の下では、何もかもが明るく輝いて見えるのはなぜだろう?

野の緑も木々も花々も、春に芽吹いた自然が盛りをむかえるからだろうか。
それとも遠く青い空が、たとえようもなく澄み切っているから?
夏の太陽の光は、すべてを明るくする不思議な力がある。
夏に晴れた日の、すべての美しさと言ったら言葉に尽くせない。
馬上から臨む、風景の広さ、かがやき − 何もかもが光を放って、世界に歓声をあげたくなる。
馬に乗って散歩ができる夏の一日は
愛おしいほど美しくて、「ああ、なんていい日なんだ」という言葉しか出てこない。
思わず馬の背でねころんでしまうよ。

生い茂った夏草が刈られて、草の香りを放つ。
若葉が生えそろって、木々がながーいアーチを形作ったところなんて
馬と共に行進しただけで、なんだか緑につつまれた気分。
草むらの向こうに広がった農地では、トウモロコシの幼い芽が
ゆるやかな幾何学形を描いて、それだけで目に楽しい。
木陰からパッと飛び立つ鳥影が、鷹であったりするんだよ。

そうそう6月といえば忘れちゃいけない、シャクナゲの季節。
野生のシャクナゲがたくさん咲いて、あっちもこっちも
渋いピンク色の花で飾られた茂みに囲まれる。
まるで桃源郷を見たかのよう。

心なしか馬も機嫌がよさそう。
こんなにすばらしい日は、馬だってワーッと叫んで走り出したくなるにちがいない。
夏はたくさん葉が生い茂って、絶好のつまみ食いシーズン。
つまむと騎手に叱られるんだけど、夏はすばらしいと知っていて、
ひょっとしたら楽しみにしているのかもしれない。

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5月17日、アウティング。私はこの日をとても楽しみにしていた。なぜなら前から大英博物館に行きたかったからだ。一度行ったことはあるものの、そのときは何の知識もない状態だったため、いまいち楽しめなかった。だから今回は博物館を楽しんで、リベンジをしたいと思っていた。

私は、世界史で習ったパルテノン神殿やロゼッタストーンの本物を目に焼きつけることと、しおりに載っていることを全て見ることを目標にしていた。だから予習はしっかりした。しおりも誰よりも熟読した自信がある。当日は自主的に早く博物館に行って、チェス駒を見たり、自由テーマの壺を探したりした。時間がとても少なく、しおりに載っているものを探すのは大変だったけれど、一つ以外は全て見ることができた。特に心に残ったのは、自由テーマの壺だ。のどを刺した相手に一目ぼれをしてしまう、という悲しい恋が描かれた壺は想像より大きく、またロマンチックに描かれているのかと思っていたら、黒や茶色などでシンプルに描かれていた。相手にほれたときには、相手ののどから自分の刺した剣で血がでている・・・考えるとドラマのようで悲しいけれどワクワクした。今回の大英博物館は200パーセント楽しめ、リベンジできたと思う。一緒になって、博物館の中を猛スピードで歩き回ってくれた絢菜、ありがとう!!

立教にいると外出することがあまりないので、アウティングでたくさんのことを見ようと、一日目を大きくして動いた。おかげで楽しめた。また次の外出が楽しみだ。

(高等部1年生 女子)

rikkyo school in england最近暑い日々が続き、ようやくイギリスにも夏らしい気候が訪れました。
そんな「夏」ーといえば受験生には勝負の時とも言える大事な時。
立教でも受験に向けて、補習が行われています。

6日(土)の終業礼拝の後は、高等部2年生以下はそれぞれの国へ帰国したり、短期留学へ出発したり、またホームステイをするなど、それぞれの目的地に向かって学校を後にし、残った高等部3年生は静かな雰囲気で学習に取り組んでいます。
補習は朝から、夕方まで行われ、時間は1コマ90分。補習授業の内容は5教科で、希望制です。
しかも、5教科といえども、理科なら物理や化学、国語なら古文や現代文など細分化されているので、自分の弱点に特化して補習を受講することができるのがこの補習の魅力の一つです。
朝から夕方までみっちり補習を受けた後は、シャワーを浴びて夕食、そして就寝まで自習と充実した日々を送っています。
この補習で受験勉強に弾みをつけ、夏休みにしっかりと学習し、実力をつけてくれることを願います。

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私が今回ハーフタームを過ごし発見した事はイギリス人の温かさです。

私はこの一週間ホームステイをしました。私は今回のホームステイが初めてだったため、直前の夜は緊張と興奮であまりよく眠れませんでした。

当日、ホストファミリーと会う時間となり、もう一人のパートナーと待っていたら二人の老夫婦がやってきました。そして私たちのことを快く受け入れてくれました。会った途端に夫のサイモンさんから
「僕たちは君たちに英語を上達してもらいたい。なので、ホームステイ中はたくさん英語でお話ししましょう。」
と言われ、正直最初はビビりました。外国人に私の思っていることが伝わるのか心配で仕方がありませんでした。その日は家に着いてからさっそくお庭に行き、紅茶とケーキを食べながら日常的な会話をしました。

「どこから来たの?」
「立教に来てからどのくらい経つの?」
そんななにげない会話もいざしゃべってみると意外と出てこなくて、自分の英語に確信のないまま答えていました。後々になって、さっきの質問にはこうやって答えればよかったんだと後悔することもしばしばありました。ですが、ホストファミリーの方はどんなに英語がへたな私でもちゃんとうなずいて理解してくれました。伝えたい気持ちがあれば相手にはちゃんと伝わるんだなと思いました。

次の日は近くの日曜礼拝に参加しました。礼拝後、たくさんのイギリスの方とお話をする機会をいただきました。そこでも
「イギリスに来てどのくらい経つの?」
「両親はどこにいるの?」
なんて聞かれて、私が
「まだ一ヵ月ぐらいしか経っていなくて、家族は全員日本にいます。」
と答えるとおどろいた様子でしたが、私の肩に手をあてて、
「よくがんばったわね。」
とやさしく言ってくれました。最近まで、慣れないことが多い学校生活の中で必死で頑張ってきたため、その時は思わず涙がこぼれそうになりました。

最終日になると、ホストファミリーにも慣れてきて、自分の伝えたいことがもっとはっきりと伝えられるようになりました。
「君の英語は上達したよ。」
そんなことを言ってもらえると、やはり自分に自信がついてくるような気がしました。

別れ際には握手をして、また会おうと約束しました。
異国だからって、言葉が違ったって、絶対に仲良くなることができる。伝えたい気持ちが一番だと分かりました。
(高等部1年生 女子 今年4月に入学)

rikkyo school in englandただいま帰りました。8年振りの立教英国学院は、自分がお世話になっていた頃と変わらず、暖かい場所でした。
いつか、何かしらの形で恩返しができればと思っております。
ありがとうございました。

Mr. 稲岡

2年振りの訪問です。
懐かしい先生方や学校の風景に、学生時代に戻ったような気持ちになりました。
2日間ありがとうございました。

Mrs. 稲岡(旧姓:前田)

rikkyo school in england7月6日 午前10時半より、終業礼拝が行われた。礼拝前のホームルームでは成績通知表が配布され、安心した顔、満足気な顔、夏休みが待ち遠しいという顔など、さまざまな表情が生徒からうかがえた。

この礼拝では、3つの表彰があった。一番初めの表彰は体育科より、小学生の水泳の授業で受けた検定に合格した3名が表彰された。
二つ目は、英語科からで、毎日行われているリーディングマラソン(英語の新聞記事を読んで、質問に答えるというもの。単語の語数をキロメートルに換算して走った距離を競う)で、今学期もっとも遠くまで走った生徒トップ3が表彰された。今回、21118語を読破して1位になった生徒は、先学期に引き続いて2期連続の1位を達成し、立教史上初めての快挙となった。トップと3位の差は500語にも満たない僅差で、期末試験中も含めて1日でも未提出だと逆転してしまう。毎学期、熾烈なトップ争いが繰り広げられている。
表彰の最後は、国語科からで、6月9日に行われた全校漢字コンクールの最優秀賞の表彰が行われた。最優秀者には、広辞苑が贈られた。

礼拝の最後には、今まで3年と1学期間お世話になった保健室の丹沢先生の帰国が発表された。林チャプレンにより捧げられた送別の祈祷の一部をお借りして、今学期をもって学校を去るものたちを送り出したい。

「この学校で学んだことを覚え、多くのことをお与えください。また、豊かな祝福と導きを与えて、新しい生活と前途に神よりのお恵みをみたしてください。」

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多忙な期末試験期間が終わり、いつも流れていた時間が何倍も楽しく、ゆったりした時間に感じるこの時期。授業も終わり、部活動も他の行事もない、そんな絶好な日にスクールコンサートは行われた。
コンサートはピアノ、ギター、クワイヤー、フルートなど多彩な演目が演奏される。また、中学生以下で行われるクラスの合奏もかわいらしく、見どころだ。そして、日々の生活ではわからない生徒の一面を知るのもまたこのコンサートの魅力だったりする。
このコンサートに外部から来たお客様は約130人。立教のスクールコンサートのクォリティーがいかに高いかを物語る。
美しい音色に、目をつぶり、ゆったりと時間を預けると、忙しかった日々から解放され音楽に包まれる、そんな贅沢な時間である。
コンサートが終わると後は成績通知表、そして心待ちにしている夏休みを待つだけだ。

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