中学1年「国語」の授業で、「処方図書」を行いました。

「処方図書」とは、「こんな気分の時に読んでみては……」という小説、新書、ノンフィクションを図書館のスタッフが厳選し、3冊を一つの袋に入れ、生徒はくじを引いて、自分に当たった袋の本を読む、という企画です。

ふだんあまり本を読まない、読んでも同じ傾向の読書が続くといった生徒に、図書館から本を提供することで、「本との偶然の出会い」を体験してもらうことを意図して行いました。

生徒は、袋から取り出した3冊の本の情報を読書ノートに記録し、その後、貸出手続きをして、面白そうなものから読んでいきました。友達が読んでいる本を見て、「それも面白そうだね!」と互いに言葉を交わす場面もあり、いつもとは少し違った国語の時間となりました。来週は、3冊の本のPOP作りに挑戦します。

これを機会に、多くの知らない本との出会いを経験してもらいたいと考えています。

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