顕微鏡を使った実習では、様々なトラブルが発生します。そんな時に、自分で原因を究明して対処できるようになるために、今回の実習では光学顕微鏡をある程度解体し、その構造まで調べました。

「視野が暗くて見えない」

「ステージを上下させてもピントが合わない」

「対物レンズでプレパラートを割ってしまう」

「倍率をあげると対象物が見えなくなる」

「ピントが合っていてもぼやけて見えずらい」

など、よくあるトラブルの原因が、顕微鏡の構造とどのように関係しているのか…既に小学校でも扱ってきた生徒は、いろいろと思い当るところがあったようです。また、どのような対象を観察する時に、どの器具を用いたらいいのかも適切に判断できるように、光学顕微鏡・双眼実態顕微鏡・ルーペの特性も勉強しました。
理科の実験では２名の助手が補助にあたります。

生徒達は早速、先生や助手に盛んに質問しながら、様々な発見をしていたようです。