本日、ロングホームルームの時間を使って、高1学年では、映画「無限の瞳」の鑑賞と次年度の証明写真の撮影を行いました。映画「無限の瞳」は、約60年前の成城生によって製作されたドキュメンタリー映画です。

昭和29年、成城高校三年生の千葉亮くんが白血病に倒れました。原因は彼が広島を襲った原爆の被害者だからです。当時の生徒会は、「この悲惨な現実を世間に訴えなければならない」という必要性を強く感じ、記録映画の製作を決定しました。
しかし、この映画の製作中、千葉君は若き18年の生涯に別れを告げました。
その後、映画は完成し、「無限の瞳」と名づけられ、全国的に大きな反響を得ました。また、ポーランドのワルシャワで行われた世界青年平和友好祭に日本代表作品として出展され、総合第2位・脚本賞を獲得しました。
そして、彫刻家の西川宗舟氏が、「千葉君の死に対する怒りと原爆の恐ろしさを永遠に忘れないように」と、平和の像を製作してくださいました。この像は今も本校の体育館の前に飾られています。

今日は上映の前に、本校の社会科の吉田先生が映画の背景を詳しく説明してくれました。上映中は目に涙を浮かべていた生徒もいたようです。友を想う気持ちは今の成城生も変わりません。当時の成城生たちの気持ちを忘れないでいてください。


 

 

 

 

<参考>

成城中学校・高等学校ホームペー

 

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