紙芝居1

毎年、3学期になると5年生がグループで作った紙芝居を読み聞かせています。今年も1月の終わりから、しらかば組には5年しい組、まつ組には5年はぎ組が読書の時間などに作ったオリジナルの作品を読んでくれています。朝の10分間読書の終わりごろ、5年生が紙芝居をもって教室の前に立つと、それまで本を読んでいた1年生は本を片づけて紙芝居に注目します。これまで毎朝本を読んでくれたり、遊んでくれたり、入学当初は着替えを手伝ってくれた頼もしい5年生がどんなお話を読んで聞かせてくれるのか、1年生は興味津々です。5年生の作品は、ユニークで楽しさいっぱいです。5年生の作ったお話の面白さや絵のうまさに、読み方・演じ方の工夫に感心しながら1年生は真剣に、ときには大笑いをしながら聞き入っています。終わった後に感想を求めると、何人もの子が手をあげて「絵がうまかった。」「おもしろかった。」と笑顔で伝えています。

1年生は、親しい5年生が作ってくれた楽しい紙芝居ですし、5年生は1紙芝居2年生が楽しめるように知恵を出し合ってストーリーを作り、丁寧に描画し、音読の練習を繰り返して発表に臨んでおり、お互いにとってよい学びであるとともに、学年末を控えてよい思い出になっているようです。

ページ
TOP