インターハイ予選三回戦が行われました。

対専大付属
23-25

【顧問より】
敗北はしたが、最後の最後で最高のゲームをしてくれた。全力を出し切ることができた。惜しむらくは、勝てなかったことだけだ。
振り返れば、本当に一進一退の攻防だった。3点差をつけられること2回。それでも必死に食らい付き、逆転して、こちらが1点リードするのだが、また追い付かれ逆転された。
足立学園ハンドボール部に器用な選手はいない。「前を向いて隙間に飛び込め。」「ルーズボールは体で取れ。」「泥臭くやれ!」と言い続けてきた。
この日も、オフェンスでは、遮二無二、間に飛び込んでいき、点を取るか、ペナルティスローをもぎ取った。
エース井上はペナルティスローでの四得点を含む十得点。大車輪の活躍。
狭い角度から果敢に飛び込むサイドシューター関口は五得点。今日も会場の度肝を抜いた。
頑張り屋の大場と波賀はこれでもかというほど、足を動かして懸命のディフェンス。相手のエースをよく苦しめた。
石栗は、ベンチから誰よりも声を出し、時には交代して、その大場を支えた。
正サイドの酒谷や本間は、ここまで本当に悔しい思いをしてきたが、最後の試合で素晴らしい飛び込みを見せた。その時は血が沸騰するんじないかというぐらいに興奮した。
裏エースとして、またディフェンスの要として、田中の存在感も大きかった。何度となくルーズボールに体で飛び込み、攻撃でも体で飛び込んで、相手を退場に追い込んだ。

試合が終わって、キャプテン村岡は最初、笑顔だった。この日もナイスセーブを連発し、守護神として、相手を苦しめた。今だから言えるが、この大会は右腕を負傷していた。それでいて、練習でも試合でも痛みを堪えて、よくやってくれた。最大級の賛辞を送りたい。
最後の集合では、目に涙を浮かべる者も多かった。監督も「泣かねえぞ」って言いながら、結局泣いていた。
それにしても、実にたくさんの人が応援に来てくれましたた。お母さんたちは揃いのポロシャツで魂の応援をありがとうございました。
学園の先生方も熱い応援メッセージ、とても嬉しかったです。七代目のみんな、六代目キャプテン、副キャプテン、三代目キャプテンにも大感謝。声を張り上げる下級生諸君が刻む応援のリズムにも助けられました。
足立学園ハンドボール部は、まだまだ、てんで弱いチームです。だけど、これからも勝つこと以上に、勝ちに行くことを大事にしていきたいと思います。

勝利以上に大切なことはあるか。この代が発足した当初に彼らに問いかけたことです。

彼らは今その質問にどう答えるのでしょうか。

次世代も頑張ります。応援、本当にありがとうございました。

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日時:6月27日(土) 14時より開始
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