2月19日(土)に中学校のマラソン大会が行われました。1年生から3年生まで、それぞれ5㎞、7㎞、9㎞の距離を寒空の中、一生懸命走りました。
学校長は開会式で、「長い距離を走れば、きっと苦しくなることでしょう。しかし、苦しいと感じること、心臓の鼓動が高まることを感じることこそが自分が生きていることをいつにもまして実感することになるのです。」と述べました。
先頭を走る生徒は、後続をちらりと見ながら必死に腕を振りました。そしてほとんどの生徒は前の背中が小さくなったり大きくなったりするのを見ながらゴールを目指しました。
着順カードを手にした生徒はゴールで天を仰ぐ者、地面を見ながら呼吸を整える者、競り合いの勝者を横目に顔をしかめる者など様々です。生きることをそれぞれに実感したマラソン大会は、一人も棄権することなく無事に終わりました。

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