研修旅行3日目のテーマは「長崎が体験した原爆・平和について考える/長崎の街並みを歩いてみよう」です。

出発直前のバス内
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後ろ側に座っている生徒は特に元気です。

最初に原爆資料館を見学しました。
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原爆投下のジオラマです。山に囲まれた長崎の地形と被害の様子などがよくわかります。

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浦上天主堂の被爆の様子が再現されていました。

原爆の被害の様子などを見学した後,長崎原爆の語り部,今道忍さんから被爆の体験を伺いました。
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大切なものは「命」。一人一人の命を守ることを大切にしてもらいたい。その対極にあるのが戦争。戦争は人の命を奪うことが使命。戦後日本は憲法で戦争をしませんと宣言し,それを守ってきた。核戦争の脅威を感じる今,どんな小さなことでも,今自分でできる「平和」を見つけ,それを行動してください。と,被爆の経験を通して語りかけてくださいました。

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平和公園では中学生,先生が協力して準備してきた千羽鶴を平和の祈りと共に捧げました。

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平和祈念像の前で記念撮影。研修旅行は天候に恵まれ感謝です。

昼前に解散して班別自主行動です。それぞれの班がテーマに沿ったインタビューを行う行程です。インタビュー先へは前もって学校から電話をしてお願いしました。
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料理研究家の脇山順子さんに,長崎の郷土料理,戦前からの食文化について伺いました。事前の質問に対して,オリジナルの資料を用意していただき,丁寧に答えていただきました。

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べっ甲工芸館でのインタビュー。事前に資料も送っていただきました。歴史ある建物で,中には高価な品物がたくさんあるとのことで驚きました。職人さんは長崎空港でべっ甲工芸品の展示販売をしているそうで,明日,帰りにお会いするつもりです。

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亀山社中記念館でお話を伺いました。坂の上とは聞いていましたが,道中のあまりの階段の多さに驚きました。幕府との関係を考え,港から少し離れた高台を拠点にしたそうです。

長崎は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にも登録されています。キリスト教学校として,九州長崎のキリシタンの歴史の学びも研修旅行の大切なテーマです。
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全ての班が大浦天主堂を見学し,潜伏キリシタンや二十六聖人について学びました。
この後グラバー園を見学して班別自主行動は終了となりました。

宿舎はANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルでした。

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きれいで大きな夕食会場にびっくりしつつ,おいしく楽しく夕食を頂きました。
今日の写真は引率の先生とJTBの添乗員さんです。3日目の夕食が済み,少しほっとしているところです。

明日が最終日。「ご当地ならではの体験をしてみよう」をテーマに有田ポーセリンパークを訪問し,絵付け体験を予定しています。

研修旅行2日目のテーマは「雲仙普賢岳の自然災害を学ぼう/ド・ロ神父について学ぶ」です。最初に雲仙普賢岳・平成新山の前にあるがまだすドーム(「がまだす」とは島原地方の方言で「がんばる」という意味だそうです。)

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正面(左側)に見える山が雲仙普賢岳とその上部に溶岩ドームが成長した平成新山です。
これからがまだすドームでの研修に向かいます。

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展示物の見学。火砕流が流れ下る様子が再現されていました。

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1991年6月3日の火砕流で何が起こってしまい,何が奪われてしまったのか。

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ミニシアターで災害の様子を再現した映画を見たのち,語り部の方から証言を伺いました。

次に訪れたのが旧大野木場小学校です。
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雲仙岳の大火砕流で被災した校舎。すでに避難を終えていて人的な被害はなかったとのことですが,もし突然襲われたらと思うとぞっとします。生徒たちもガイドさんのお話を真剣に聞きながら見学しました。

雲仙岳に向かってさらに上り,雲仙地獄を訪問しました。
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蒸気が吹き出ることで知られる温泉地である雲仙地獄。火山の恐ろしさは,同時に人間生活の恵みにもなること実感しました。

午後は出津(しつ)地区を訪問し,ド・ロ神父の働きを学びました。
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ド・ロ神父記念館でお話を伺っています。ド・ロ神父は村人の窮状を救うために私財を投じ,まずは生活を作ることが大切と愛の精神を持って出津地区の人々のためにお働きくださったそうです。

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ド・ロ神父が設立した救助院。授産場として,マカロニ・ソーメン製造,染色,搾油作業,また,修道女の生活の場にもなっていたそうです。復元修理されたオルガンの素晴らしい音色も聞かせていただきました。

今日の宿は長崎にっしょうかん。夕食時の夕焼けが素晴らしいロケーションでした。
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夕焼けをバックにハイチーズ。中華料理をおいしく頂きました。

夕食の後は日本三大夜景の一つである長崎の夜景を見に,稲佐山に登りました。
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素晴らしい夜景に生徒たちも大喜び!

明日は長崎市内で「長崎が体験した原爆・平和について考える/長崎の街並みを歩いてみよう」をテーマに研修します。

中学3年生が初めての宿泊研修に出発しました。研修先は長崎・熊本です。
初日は羽田空港から熊本空港に飛びました。初日のテーマは「熊本城のイマを知り,復興への軌跡を体感しよう」です。

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羽田空港での出発式。研修旅行の運営委員長から出発の宣言。これまでの学びをさらに深められるよう,しっかりした研修旅行にしようと生徒全員に語り掛けました。
集合時間には全員が集まり,良い研修になる期待感のもと羽田を出発しました。

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長崎県営バス様にご案内いただく研修旅行です。地図に旅程を載せてお迎えくださいました。

最初の訪問先は熊本城です。熊本地震の被害の実際と復興の様子を学びました。

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NPO法人ディスカバリーくまもとの皆様にガイドしていただきながら熊本城をめぐりました。ガイドの皆さんは震災当日の体験を交えてお話しくださったので,生徒たちもこれまで知識と知っていたことが少し実感へと変わってきた様子です。

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熊本地震で地震で崩れた石垣が生々しく残っていました。それぞれの場所で地震当時の状況と復興の営みについてご説明頂きました。

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熊本城は加藤清正が築城したお城です。熊本城がなぜこのように石垣に守られたお城なのか,また,当時の石垣が崩れずに残っている理由なども説明頂きました。

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震災直後は激しく被災していた熊本城は美しく復興していました。写真で地震から復興へと至る軌跡を見せていただきながら説明を伺い,また,地震の跡が残る様々な場所を見ることで自然災害の恐ろしさと復興への道のりの大変さを実感しました。
この後天守閣まで登り,日本三名城である熊本城からの眺めを楽しみました。

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ボランティアガイドの皆様に感謝を伝えて熊本を離れました。

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熊本港から長崎県の島原外港へは高速フェリーで移動しました。フェリーの速さとあまりの風の強さに驚いている生徒たちです。

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室内では女子生徒がガイドさんとお話をしていました。

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宿泊は雲仙地島原地区一番の老舗であるホテル南風楼さん。写真は食前にホテルの皆さんにご挨拶しているところです。この後おいしいお食事をお腹いっぱい頂きました。

しっかり休んで明日は「雲仙普賢岳の自然災害を学ぼう/ド・ロ神父について学ぶ」をテーマとする研修に向かいます。

10月8日(土)B3リーグ 湘南ユナイテッドBCvs横浜エクセレンスの試合で、 本校高校男子バスケットボール部出身の卒業生3名が同時に出場し,対戦しました。

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湘南ユナイテッド BCは湘南初のプロバスケットボールチームで、卒業生であるアブ・フィリップ選手(フリースローをしている選手)と石橋玲音選手が在籍し、横浜エクセレンスには、塚本雄貴選手が在籍しています。今後も活躍を応援しています。

中学3年生の長崎熊本研修旅行が来週に迫ってきました。

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今日の放課後は千羽鶴係と有志の生徒が千羽鶴にまとめる作業をしていました。

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中学校1年~3年の生徒,そして先生方が協力して折りました。

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中学1,2年生のホームルームクラスには,3年生が折り鶴の折り方を説明に行きました。

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集まった折り鶴を,ひと針ひと針心を込めてつないでいきます。

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グラデーションに仕上げようと努力をしました。

千羽鶴は長崎の平和公園で祈りとともに捧げる予定です。

2学期の中間試験が始まりました。9月から文化祭、体育祭と大きな行事が続き、あっという間に試験となってしまいました。さて、どれだけ身についたでしょう。1日目は国語、社会、英語、2日目は理科と数学です。

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中学2年生。前日には自習時間も。タブレット・問題集でそれぞれに復習、問題演習中です。

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こちらも自習中。3年生になると真剣さも増してきます。

さて本番。集中を妨げないように廊下からそっと撮影しました。

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中学1年生も定期試験に慣れてきた様子です。

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いつも賑やかな2年生。試験は集中力全開です。

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中学3年生。コツコツとペンの音が響いていました。

金曜日には試験が終わり,部活動などが再開します。きっと試験に全力を出した解放感を味わいながらそれぞれの活動に向かっていくことと思います。

先週より気温が下がり、すっかり秋らしい季節になり、気がつけば、年度の折り返し地点を迎え、今年度も残り半分を切りました。
今週、中学1年生は総合の時間にアレセイア湘南中学高等学校での6年間を考えるワークショップ行いました。
中高6年間をどんな風に過ごしたいか、その中で今の自分に必要な力とは何かを考えました。
テーマは「しっかりした自分になるために取り組むべきこと」です。

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クラスを超えて班になり、みんなで意見を交換し合いました。

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ダイヤモンドランキングの手法を用いて、必要なスキルについて議論しました。
9つのワードから「しっかりした中学生」になるためには何が一番大切か、自分自身が出来ること、出来ないことを振り返りながら「話し合い」、班でのランキングを決めていきます。

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授業の最後には、それぞれの班の代表者が、班の意見を発表しました。それぞれのランキングにしっかり個性が現れていることは、議論を交わすことができた証です。

アレセイアでは話し合い、まとめ、発表することを繰り返します。その度ごとに、少しずつ成長してゆく生徒の姿に励まされます。6年間という長い時間ですが、それぞれが自らの目標に向かって、毎日を大切に歩んでいくことができるように、心から願っています。

夏休みの宿題で中学生全員が、弁論作文を書きました。各クラス国語の授業で発表し、クラスから代表者が選ばれました。代表者14人は、講堂で本校小学校の5・6年生と中学生全体の前で、弁論の発表を行いました。

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前日のリハーサルでは、人前で弁論作文を読むことに慣れていない生徒もいましたが、当日は緊張感をもって発表することができました。

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代表14人の中で優秀者2人は、17日礼拝後、中学高校生全体の前で表彰されます。

2022年度 アレセイア湘南中学校弁論大会
中学1年  体験文
1年A組 「苦手なことについて」
「僕のチャレンジ」
1年B組 「受験」
「経験時間」
中学2・3年 主張文
2年A組 「ハワイの海」
「課金」
2年B組 「好きな物と嫌いな物」
「『競技場に嫌われている。』」
3年A組 「お子様ランチとインクルーシブ社会」
「トランスジェンダー」
「ヒットの理由」
3年B組 「オイ!!左利きにやさしくしろ!!」
「音と音楽の魅力」
「『センス』の悪い文章」

前回に引き続き、中学1年生の総合でのコミュニケーションワークショップの様子をお伝えします。
前回は、自分と他人の気持ちについて、特に「怒り」という感情を主として学びました。今回は、うまく自分の気持ちを伝えるにはどうしたらよいのか、また適切な伝え方はどういうものなのかを考える時間をもちました。

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日常的な話題によるコミュニケーションの例として、先生方のロールプレイを見て、最もよい伝え方について考えます。アサーションは、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」という考え方に基づいたコミュニケーション法です。事実と気持ち、~してほしいという提案を相手に伝えながら、アサーティブな伝え方について学び、練習します。

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実際に、友達同士でアサーションを実践しました。普段のコミュニケーションを見直しつつ、楽しみながら取り組んでいる様子が伺えました。

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今回のコミュニケーションワークショップを通して、ひとりひとりの生徒が、普段の伝え方、言葉遣いについて振り返っていました。時にぶつかり合ってしまうこともありますが、今回のワークショップが子どもたちの成長の糧となり、人のこと、また自分のことをも思いやりながら、学校生活を送っていってほしいと願っています。

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