今週の本のすすめは「すごいおばあちゃん」
人生の大先輩であるおばあちゃんの本をおすすめします。
テーマはすぐに決まったのですが、どの本にしたらいいか悩みに悩みました。
どうしても3冊から1冊を絞りきれないのです。
3冊の共通点は「自分のためではなく、人のため」「自分にできることは手を抜かず、一生懸命続ける」「人を喜ばせる」そして、「明るい」。
世界で活躍するキャリアウーマンもスゴイですが、足を地につけて生きてきた先人の素晴らしさを知ってほしいと思います。
ということで、生徒・保護者の方々に読んでいただきたい3冊を紹介します。
一冊目は
『なぜ、はたらくのか』 加藤 寿賀15歳から94歳まで働き続けた新橋の美容師、加藤寿賀さん。
人さまの役に立ちたい。喜ばせたい。ただ人のために働き続けた79年間という途方もない時間。
とても読みやすく、そして心に響く本です。
二冊目は
『新橋二丁目七番地』 佐藤史朗こちらも新橋駅前で靴磨きを40年続けるおばあちゃん。
波乱万丈の壮絶な人生。
三冊目は
『一坪の奇跡』稲垣篤子本校にも近い吉祥寺で40年以上行列がとぎれない『小ざさ』。
扱っているのは「羊羹」と「もなか」の2品のみ。
中でも羊羹は毎日手作りで1日150本しか作れない貴重なもの。
この手作りにかける執念がすごい!
この3人のおばあちゃんの「心」は日本人として受け継いでいきたいものです。