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『武相文化』昭和32年11月号は100号記念特集(2)。
南極観測隊に卒業生兼子一郎さん(いすゞ自動車勤務)が選ばれたことが載っています。
「夕ロ」「ジロ」を含むカラフト犬15頭をやむなく南極に残したということでも知られた回です。
兼子さんは戦前の武相中学に入学し、就職後武相高校の定時制を30年3月に卒業しました。「生命の保証はない」という募集条件にもめげず応募し、発電処理担当となりました。
この観測隊は2回目の南極観測隊ですが、天候などに恵まれず越冬計画を断念して戻ってきました。
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『武相文化』昭和32年12月号は100号記念特集(3)。
今回は石野先生の秋のフィールドワークの報告です。
1点は戸塚の中丸家のユリ畑から古銭が出て調査に行ったこと。
もう1点は海老名で発見されたヘラジカの角化石(現在は神奈川県立生命の星・地球博物館にて展示)を見た報告です。
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『武相文化』昭和33年4月号は卒業生に送る石野先生の言葉です。
人生の勝利とは
「1日1日今日1日『生きるしるし』をあらわしたか。1年-5年-10年、生存の意義をまっとうしたか。そして晩年におよんで、まことに悔ゆるなき一生を顕現したもの、すなわち人生の勝利者であります」
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『武相文化』昭和33年5月号に卒業式の記事があります。
この時の高校卒業生は普通科129名商業科86名です。
特別活動賞をみると学芸部門には今はない部活がたくさんあります。
新聞部・文芸部・弁論部・珠算部・音楽部・数研部・社研部・山野跋渉部などです。
(つづく)
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