2学期最初の道徳の授業は「見えない親切」という題材を行いました。

ある日、バスの優先席に座っていた美里が、おばあさんが乗って来たため、「どうぞ」と言って席を譲ることがありました。1週間後、図書館に行くため、お父さんと一緒に美里はバスに乗ります。その時、また同じおばあさんがバスに乗って来ました。

今回は、若い男の人が優先席に座っていました。美里は席を譲らないのかなとお父さんに話します。その話をした後若い男は席をおばあさんに譲りますが、「どうぞ」とも「座ってください」とも言いませんでした。やっと席をどいたんだと思った美里でしたが、お父さんがあれは『見えない親切』なんだよ、と一言美里に話します。

その若い男の人は優先席から立ち上がった後も、バスが大きく揺れるたびに立っていたおじいさんの腰を倒れないように支えたりしているのをお父さんは見ていました。おばあさんに席を譲る際になにも言わなかったのも、相手に気を遣わせないため。とお父さんは美里に言いました。

若い男の人と共にバスを降りた美里とお父さんは、その男の人が片足を引きずって歩いているのを見ます。

この内容から、

1. お父さんに「彼がしているのは、『見えない親切』なんだよ。」と言われて、美里は何を思ったのか

2. 人を思いやるとは、どういうことなのか

を考えてもらいました。

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