高校2年生は,2月12,13日の2日間にかけて,探究活動発表会(クラス内)を行いました。
今年度は,コロナ禍により本格的に探究活動を始めたのは2学期が始まってからでした。

そのため,日程や活動に制約のある中で,生徒・教員も試行錯誤をしながら,研究・運営を進めてきました。
生徒たちは,仮説を立て,仮説立証のための資料集め,具体的な解決策の提示といった,自ら問いを発見し,新規性・独創性のある研究を行ってきました。
A特進は,JAAC日米学術センター(Japan-America Academic Center) の協力の下,ジェンダー,女性の社会進出について,英語と日本語で発表を行いました。
N進学・理数Sクラスは,北九州市立大学地域共生教育センター(通称421Lab)の大学生との交流会をきっかけとして,421Labで行われている地域プロジェクト(地域振興,防災,国際貢献など)と持続可能な開発目標(SDGs)の観点から,探究活動を進めていきました。
発表を終えた生徒からは「掘り下げていくにつれて,社会で起きていることを自分の事として興味を持てるようになった。

社会問題は身近なところにいくらでもある。」「地球的諸問題(貧困,温暖化など)は,政府レベルでしか対応できないことはなく,むしろ個人の意識変化によって問題解決に貢献できる」といった声も聞こえてくるようになりました。
生徒たちは,今回の発表の経験を活かし,複雑化する社会問題に関心を持ち,多様な意見を受容し,柔軟な思考ができるきっかけ作りになったと思います。

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