春から取り組んできた米作り。とうとうここまで実ってくれました。
田植えが遅かったので、稲刈りも周囲の田んぼより遅め。よその田んぼはみんな稲刈りが終わっているのですが、
千葉明徳中学のだけ残ってる。
つまり、自然界に住まう皆さんの格好のターゲットに!
そこでこんな対策。かかし。協力をいただいている農家の方が作ってくださいました。すごい。人間っぽい。
通りすがりの犬の散歩をしていた方によりますと、人間だと勘違いした犬がしばらく吠えていたそうです。
写真のはそれほどでもないですが、他のはもっと人間っぽいです。プロの技ってすごいなぁ。
来年は自分たちで作らないと。
というわけで、稲刈り開始。稲を刈って、結わいて、「おだ」を作って、それにつるします。
このようにして干すことを「おだ掛け」と呼ぶそうです。
うーん、これがなかなか大変。刈るだけならそうでもないですけど、結わいてつるすまでが。
腰がちょっといたいです。
協力してくださったプロのかたも、初めてでこれだけできればたいしたものだ、と言ってくださいました。
餅米も作ってますから、餅つきが楽しみです。
下の画像は、豊作を喜ぶわれら。
見覚えのある傘かぶったおじさんがちょっと隠れちゃってますね…。
夕方ぎりぎりで終わりました。
やり終えて感じたことは、「できない」という思いこみを捨てるってすばらしいなぁということでした。
素人が集まって、普通だったらできっこないって思ってしまいそうなことでも、やってみれば、
できてしまう。稲刈りをしながら、つくづく思ってしまいました。
同時に、住まい(?)を奪われ逃げまどうイナゴとか、ものすごく大きなコオロギとか、
普段の生活では全然目にしない生き物を見られたことも、すごくおもしろかったです。
次の作業は脱穀です。どうなることやら。がんばってみますね。
(鮎川)