1月29日に行われたサッカーアジアカップ優勝で、多くの人が興奮したと思います。
このところサッカーは目覚ましい成果を残しています。
昨年の6月~7月にかけて行われたサッカーワールドカップではベスト16
アジア大会では男女アベック優勝しました。
明るい話題の乏しい最近の日本では、久々に元気の出るニュースでした。
そこで、なぜサッカーが良い成績が残せているのか私なりに考えてみました。
まずJリーグ効果や選手育成システムは異論のないところだと思います。
次に考えられるのは、指導者養成システムだと思います。
選手を育成するのはコーチです。
そのコーチを組織として養成し、その成果が現れている結果だと思います。
日本体育協会に属しているどの競技団体も指導者養成システムはあります。
それがきちんと機能しているか否かは、競技結果を見るしかありません。
そこから、学校についても考えてみました。学校もまさしく組織です。
施設設備ももちろん大切ですが、何と言っても人が一番大切です。
そして、先生の育成は学校として最も大切な事です。
これを教育現場では、研修と呼んでいます。
大学の授業では教員資格を得るための勉強や指導方法についての練習はしますが、
それはあくまでも机上のことです。
実際の生徒は、理論どおりには動きません。
生徒の実態に合わせた指導方法は如何にあるべきか、先生は常に研究しなければなりません。
また、教員間でも生徒の状況や効果的な指導方法について情報交換をしながら、良い授業を模索します。
以前ですと個人的な研究で十分事足りていましたが、環境は大きく変わってきました。
個人プレーや職人芸ではなかなか対応しきれなくなり、組織として対応する必要が出てきました。
千葉明徳中学校では、この研修を充実させていきます。
(上野)