久し振りに鎌取駅から学校まで歩いて通勤しました。
それというのも約10日前に腰痛を再発してしまったからです。
ここ10年近くは、だましだまし過ごしてきましたがついに先日の朝、
顔を洗おうとしたとき腰に電気が走りました。
腰痛を患った人しか分からないと思いますが、日常の動作が何ともつらい日が続き、
通勤に車を使っていました。
久しぶりの春の道(鎌取駅から学園付近まで続く道の通称)は、
鮮やかに咲き誇った桜が緑豊かな道に変わっていました。
歩き続けると様々なことが浮かんできました。
新入生のこと・生徒募集のこと・総合学習のこと等々。
そんなことを考えていると公園の脇から真竹を数本抱えた人を見かけました。
このあたりは、まだまだ自然が残されています。
自然の恵みを少し戴いたのでしょう。
自然ということで今回の地震・津波を思い出しました。
人間が自然を征服できないことは、災害で証明されました。
しかし、自然と共存しなければ、人間は生きていけないことも事実です。
そんなことをつらつら考えながら歩を進めていると、
学園前駅の歩道橋から緑豊かな学園の森が目に入ってきました。
上野孝裕