私が中学校の時といえば、もう40年も前のことになります。
当時も部活動はあり、私は兄の影響をかなり受け水泳部に入りました。
兄が水泳部に入った動機は、用具にほとんどお金が掛からないからという理由と聞いていました。
そのような経済状況だったので、部活動で子供が何をしているかなど
細かなことを把握している余裕は全くないようでした。
しかし、試合があればお弁当などはいつもより多少豪華のものを、作ってくれた記憶があります。
その弁当を試合会場で見て、親も少しは俺のことを考えてくれているのだなあと思い元気が出ました。
それに引き替え、今の生徒達は恵まれていると思います。
何かあれば、車で送り迎え、試合会場には溢れんばかりの保護者応援団、何と恵まれているのでしょう。
そういう私も子供が中学生時代に最後のバレーボール大会だけには応援に行きました。
親心とはそんなものかな。
上野孝裕