暑かった夏も、もうそろそろ終わりに近づいてきます。
体温に近いあの熱風もそろそろ記憶から消えそうです。
現在の環境は、
『暑いからエアコンをつける』
↓
『エアコンは、部屋の温度を下げる』
↓
『その代わりに熱風を戸外にはき出す』
↓
『気温が上昇する』
という悪循環に陥っています。
エアコンのせいだけではありませんが、このことも含んだ結果として、
電気が必要だから安全で安価な原子力発電所が必要だということになっていました。
ただし、原発事故が起きる前までは。
私は、安全で安価という前提が覆された以上、
原子力発電所に頼るのか、否かという課題に国全体が考える時期に差し掛かっていると思います。
特に安全については、もう少し慎重に考えるべきだと思います。
なぜかと言えば、放射線の影響は子々孫々に渡るからです。
放射性物質が人間に害を与えなくなるまでには、短時間で済むものと長時間掛かるものがあるようです。
長時間の方は人の一生では到底すまないものもあるようです。
特に、使用済み燃料の処理が明確でないものを使い続ける事は、全く無茶な話だと思います。
皆さんは、この問題どのように考えますか。
上野孝裕