やっと腰痛が治りかけ、鎌取駅から徒歩で通勤し始めました。
ある日、途中の京成千原線学園前駅に差し掛かったところ、
「おはようございます」と、駅建物の奥の方から大きな声がしました。
改札口の方を見ると某学校の野球部員が20名ほどいました。
そして、下級生らしい生徒が先輩らしき生徒に上体を90度以上曲げて最敬礼をしていました。
たった一歳しか差がない生徒にそこまでするのか(させるのか)と思いました。
挨拶は、本校でも当たり前教育の一つとして大切にしています。
しかし、あそこまで頭を下げると何となくしらじらしく見えます。
挨拶の形は様々ありますが、大切なのは心です。
形と心が一致するものが良い挨拶だと思います。
心のこもっていないものは、虚しさのみが伝わります。
最敬礼を見てそのように感じました。
上野孝裕