校舎の裏側(北側)に、立派なスズメバチの巣ができあがっているのが発見されました。
本学園には幼稚園から短大まで多くの人が暮らしていますから、
急いで駆除しなければなりません。
しかし、ここからの動きが少し違います。
駆除は業者さんの手によって昨日早々に完了。
スズメバチの巣は、というと・・・、
奥村先生によって、即日、理科の授業(Ⅰ組)で教材にされました!
この辺りが自然豊かで、かつ知的好奇心を育む教育を行っている本校ならではの
動きと言えると思います。
(奥村先生の飽くなき探求心によるところが大きいかもしれませんが)
授業は取材できませんでしたので、
職員室で特別授業(?)をしてくれた時の写真を載せます。
(左:巣の中はまるでマンション。 右:外側は芸術的な模様。主に土や木を唾液と混ぜて作るそうです)
(左:中に居たスズメバチ。 右:幼虫やサナギがたくさん。サナギのあいだは部屋に白い膜を張ります。)
(左:解剖。毒針を引き抜く。合掌。 右:様々な状態のスズメバチたち。標本にさせてもらいました。)
一生懸命、集団で生態を保ってきたスズメバチたちのことを考えるとかわいそうに
思えてきますが、我々人間が生命から学びを得させてもらえることに感謝したいですね。
また、改めて授業担当者からのレポートも掲載予定ですのでお楽しみに。
(土佐)