昨日、制服にリボンが付いていない生徒の指導について書きました。

なぜリボンをつけなくてはいけないのかという質問には、

リボンも制服の一部と決めたからしか言いようがないと思います。

そこには、つける自由・つけない自由はありません。

規則で決められたことはそれを守らなくてはいけないのです。

しかし、近頃の風潮として、世間が自由と言うことをはき違えているように思います。

付けない自由もあるのだという理屈を堂々と述べてきます。

また、その決まり自体が間違っているのだという屁理屈も言ってきます。

このようなことに対して、力ずくで抑えようとするとそこに摩擦が起きます。

なぜ、規則を作るのかと問われれば、集団の秩序を維持するためにあるのです。

確かに誰にでも自由はありますが、集団の秩序を乱す自由はありません。

もう一つ、自分の思うようにならないとそれに対して過剰に反応する人間が増えてきました。

心の弱い人たちです。

我慢するという心の調整が出来なくなっている人たちです。

社会に出れば、自分の思うようにならないことばかりです。

そのようなときにもきちんと対処できる心を育てたいと思います。

 

上野孝裕

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