ここ数年前から若者達の言葉遣いに、「ムダに○○」というものがあり、
私にとっては、とても耳障りでした。
例えば、数学のテスト「ムダに難しかった」や、あの人「ムダに背が高い」等です。
しかし、このムダに○○がぴったりと当てはまる状況に会いました。
それは、昨日所用で東京まで出かけた時のことです。
大型商業施設の暖房温度が高くコート・マフラーで中に入るととても暑く、
上着だけになってもまだ暑い状態でした。
店員を観ると上着を脱いだ状態でした。
また、帰りに帰宅クラッシュの電車も暑い車内でした。
横の人を見ると額にうっすら汗がにじんでいました。
車掌は、一人で車掌室に乗っているので寒いかも知れないが、
防寒着を着て満員電車に乗ればどのようになるかは想像できるはずです。
もう少し乗客のことを考えてくれと心の中で訴えました。
周囲の乗客は文句一つ言わず、整然と列車の揺れに身を任せていました。
そこで、今電力はどうなっているのだろうかと気になりました。
「もう電力不足は解消されたのか」と、言うことです。
報道がなくなるともうその問題は解決されたの如くなります。
しかし、事故を起こした原子力発電所からはいまだに放射線が排出され続け、
電力は不足がちである状況には変わりはないはずです。
“ムダに暑い暖房”止めてくれないかなァ
上野孝裕