昨日のブログに載せた学園の坂道ですが、

生徒たちが登校する7時半～8時の時間には、ゴミひとつ落ちていません。

この坂道と学園内の通路は一般開放していますし、夕方から夜には様々な人が通行します。

もちろん本校の中高生も数多く通ります。

本校の生徒には無いと信じたいですが、夜帰るときには残念ながら

ゴミが落ちていることも多いです。

さて、この坂道が朝の段階でキレイな理由は、この方のおかげです。

電車通勤していらっしゃる高校教頭の宮下先生が

毎朝出勤時にゴミ袋を持ってキレイにしてくださっているのです。

ご覧のように柵の外、そして階段下の駐車場まで拾ってくださっています。

朝も比較的早い時間にいらしているので、生徒たちはなかなかこの様子を見知ることは

できないと思いますが、まさに「率先垂範（そっせんすいはん）」のお手本です。

もちろん割当ての役割ではなく、自主的に作業されているのです。

自ら考えて、しかも全体のために行動できる「行動する哲人」を見ている気がします。

千葉明徳中学校では、まさにこういう人を育てたい。

私もこのことに気づいてから、宮下先生に習って、目に見えるゴミは拾うようにしています。

 

さて、いよいよ明日は始業式。

第1期生たちも、2年生としてのスタートです。

 

（土佐）