本日は待ちに待った金環日食観測会の日です。太陽の手前に月が重なり、
太陽と月と地球が一直線に並び、太陽が金色のリング状に光って見える天体現象を
金環日食といいます。
午前6時すぎに沖縄から始まり、千葉では7時32分頃に見られるとのことでした。
本校幼稚園の園庭で生徒、保護者、教員合わせて総勢50名を超える参加者が集まり、
大勢の盛り上がりの中で観測が始まりました。
金環日食は最長約5分間が続くと言われていましたが、生憎の空模様となり、
残念ながらくっきりとした金環日食を観測することはできませんでした。
しかし、生徒の思いが通じたのか、生徒の地響きにも似た歓声が上がり、
金環ではなかったのですが、大部分がかける部分日食を見ることができました。
生徒は各自用意していたグラスをかけ世紀の天体ショーを体いっぱいで喜びを表現し楽しんでいました。
この天体ショーは国立天文台によると、国内で起きるのは約25年ぶり、
日本の広い範囲で起きるのは平安時代以来932年ぶりの出来事であり、
まさに世紀の天体ショーとなりました。
好奇心を掻き立てられる生きた題材の中で、知ることの喜び、知りたいと思う欲求が
より感じられるように今後もしていきたいと思います。
(新島)